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7/19 白川郷

7/19

1日で上高地、飛騨高山、白川郷を廻る。
まるで格安バスツアーのようだ。
しかも明日は立山なのである。

高山から西へ
東海北陸道の飛騨清見ICに向かうと、途中に「中部縦貫道・高山西IC」という看板があった。
飛騨清見ICまでつながる無料の自動車専用道路らしい。この道路の存在は知らなかった。
飛騨清見ICから東海北陸道に乗る。
トンネルだらけの高速道路だが、中でも長いのは飛騨トンネルである。




飛騨トンネル(10710m)
関越トンネル(11055m)に次ぐ、国内第2位の道路トンネルである。
籾糠山の直下を貫くトンネル工事は軟弱地盤によって困難を極め、予定から3年以上遅れ、2008年7月5日に開通した。

飛騨トンネルを抜けると白川郷である。
世界遺産登録の影響もあり、相当の混雑が予想されたので、本当は行く気はなかったのだが、やっぱり勿体無いので寄っていくことにした。

白川郷を訪れるのは2度目である。
前回は河合村から国道360号線の天生峠(あもうとうげ)を越えて行ったのである。
この峠は幅員狭小、急勾配の山岳道路で、1年の半分が通行止めである上、土砂崩れなどでしばしば通行止めになる。
これを解消する意味で、上記の飛騨トンネルが掘られたのだ。
「天生トンネル」と命名すべきだったが、「安房トンネル」と紛らわしいので採用されなかったらしい。



天生峠を越えて白川郷に入る場合、こんな風景が出迎えてくれる。
こんな山奥にどうして集落があるのかと思うほど、まさに陸の孤島だった。
それだけに、秘境のイメージは鮮烈だった。


その昔、高山から白川郷へ赴任する役人は、峠を3つ越えていかなければならなかった。
小鳥峠、松之木峠、軽岡峠という。
1つ目の小鳥峠は、あまりの山深さにびっくりするので「ビックリ峠」
2つ目の松之木峠は、こんな所に行って本当に大丈夫かと考え込んでしまうので「思案峠」
最後の軽岡峠は、説明不要の「辞職峠」と言ったという話が、今では面白おかしく語り伝えられている。


現在の白川郷は、高山にも岐阜にも富山にも高速道路が通じる。
交通至便の地になってしまった、と言ってもよい。
荻町の合掌集落を見下ろす展望台には、立派な土産物屋が出来て、すっかり観光地に変貌していた。
恐るべし”世界遺産”



正面は合掌造りのお寺「明善寺」
右に見えるのは同寺の庫裏で、最大の合掌造りとされる。



荻町のはずれにある3件の住宅。
手前の家は屋根の葺き替え工事中。



荻町の合掌集落を見下ろす、城山展望台。
中央に見えるのは、和田家住宅(重文)
ポスターなどで有名な定番スポットだが、ここは完全に観光化されてしまった。
1枚だけ撮影して早々に撤収した。
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