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ムナグロ@稲敷


ムナグロ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 2009.10.11 茨城県旧桜川村

100羽ほどの群れで飛来したムナグロ。
飛びながら別の群れと一緒になり、200羽ほどの規模になりました。
何度か近くを飛びましたが、結局降りることはなく、そのまま何処かへ飛び去りました。


民俗学者の柳田國男は、少年時代の一時期、茨城県(現在の利根町布川)で過ごしました。
そのことは、彼の著書「妖怪談義」の中に書かれています。
「妖怪談義」には、宮崎県に伝わる「ひょうずんぼ」と呼ばれる妖怪伝説が紹介されています。
これは、夏の間は川にいて、秋になると「ヒョウ、ヒョウ」と鳴きながら渡っていく河童の仲間とされています。
柳田はこの空飛ぶ河童の正体を、ムナグロであると考えました。
秋に群れを成して渡っていくムナグロの群れ、恐らく「ヒョウヒョウ」というのは羽音でしょう。
これぐらいの群れになると、相当の羽音になります。
渡りは主に夜間に行われますから、昔の人は不気味な妖怪が飛ぶものだと考えたのでしょうか。

柳田が過ごした布川というところは、40年ほど前までは一面の田んぼでした。
春秋にはたくさんのムナグロが見られたかも知れません。
今でもこの近くの田んぼでは、旅鳥としてよく見られる鳥です。

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