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横須賀美術館

横須賀美術館
神奈川県横須賀市
2007年竣工
設計:山本理顕

行きそびれていた横須賀美術館に行って来た。
観音崎公園の一角、東京湾を望む絶景の地に建つ。



斜面に埋め込まれるように佇む、シンプルなガラスの箱であるが、独特の構造になっている。
ガラスの外皮と、スチールの内皮のダブルスキンになっているのだが、ガラスの箱の中に、回廊状になった白い展示空間が入れ子構造になっていると考えるとわかりやすい。







外皮の壁はアルミカーテンウォールで、強化合わせガラスの上下2点支持になっている。
屋根もペアガラスのMPG工法になっている。
屋上は、ガラス屋根のMPG金物の部分で亜鉛メッキのグレーチングで出来たデッキを支持している。

内皮は現物を見てもよくわからないが、3.2mmのプレートを溶接してグラインダーを掛け、継ぎ目のない空間としている。
コーナーはR加工しているので、陰影のない、フラットな空間を造り出すことに成功している。




内皮にはランダムに丸い穴が明けられ、外の風景やレストランなどの内部空間が垣間見える。




これは内皮と外皮の間。普通の感覚では「天井裏」に当たる空間。
エレベーター内部から見える。




屋上から見た風景。




建物は、半分地下に埋められていることがよくわかる。




屋根は2枚の強化ガラスの間に半透明のフィルムを挟んでいる。




正面には東京湾を挟んで千葉県の富津市が見える。
なお、この観音崎と対岸の富津岬を結ぶ線の北側(この写真で言うと左側)が東京湾で、南側が太平洋ということになっている。

余談になるが、富津岬と観音崎の後方に当る武山という場所はタカの渡りの観察地になっているので、この上空はそのルートになっているものと思われる。
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