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カナダとアイスランド

カナダとアイスランドには意外な共通点がある。

■カナダ
面積998万4670平方キロ、世界第2位、日本の約27倍。
人口は3357万人で、人口密度はわずか3.3人。

■アイスランド
面積10万3000平方キロ、世界第105位で、カナダの1/97。
人口はわずか32万3000人で、埼玉県越谷市とほぼ同じ。
人口密度はカナダよりも少なく3.1人。

面積はまるで違うのに人口密度はほとんど同じである、というところが面白い。
ちなみに日本でこれより低い人口密度の自治体は4町村ある。
日本一は、尾瀬を抱える福島県の檜枝岐村で、約1.7人。日本もまだ広い。

あ、そういう話ではなかった。

・・・・・・

カナダカモメは主にカナダ北部の島で繁殖し、冬期はカナダからアメリカの太平洋側で越冬する。
日本では数少ない冬鳥として飛来する。

アイスランドカモメの繁殖地は主にグリーンランドとカナダのバフィン島である。
冬期はアメリカ東北部やヨーロッパで越冬する。
アイスランドは繁殖地ではなく、越冬地である。
分布図を見る限り、日本とはかけ離れているが、亜種カムリアンアイスランドカモメが北海道と千葉県銚子市でごく少数観察される。

両者は形態的にも似ており、繁殖地も重なるので、カナダカモメはアイスランドカモメの亜種であるという説もある。
その説に従うと、アイスランドカモメは
 基亜種アイスランドカモメ Larus glaucoides glaucoides
 亜種カムリアンアイスランドカモメ L. g. kumlieni
 亜種カナダカモメ L. g. thayeri
の3亜種に分けられる。

一方、カムリアンは、アイスランドカモメとカナダカモメの雑種であるという説もある。
その場合はカナダカモメは独立した種 Larus thayeri である。

将来、どんな分類になるかはわからないが、現在の日本の図鑑では、アイスランドカモメとカナダカモメは別種で、カムリアンはアイスランドカモメの亜種となっていて、一般的にはそう認識されている。

いずれにしても、カナダとカムリアンは近縁であり、紛らわしい個体がいるのは不思議ではないと思う。










2/20に銚子で見たこの個体
カムリアンだと思ったのだが。。。
どうもカナダカモメの第1回冬羽だという見解のようだ。
カムリアンにしては嘴が大きすぎるのだろうか。
初列風切の濃さはどう判断したらいいのだろうか。
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