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名盤コレクション194 バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(コーガン、リヒター)

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バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲)

ソナタ第1番ロ短調BWV1014
ソナタ第2番イ長調BWV1015
ソナタ第3番ホ長調BWV1016
ソナタ第4番ハ短調BWV1017
ソナタ第5番ヘ短調BWV1018
ソナタ第6番ト長調BWV1019

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
カール・リヒター(チェンバロ)
録音 1972年1、5月 ミュンヘン

バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタの大部分は、1720年頃、ケーテン時代に作曲された。
最も重要なヴァイオリンのための作品である、無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータと同時期ということになる。
ここでは、従来伴奏として演奏者の即興に委ねる傾向が強かった通奏低音に比べるとチェンバロの独立性、重要性が強まり、後世のヴァイオリン・ソナタへの道を開いたとも言える。

第6番を除き、緩-急-緩-急の、いわゆる「教会ソナタ」形式をとる。
「教会ソナタ」というのは誤解を招きやすい用語で、舞曲を含んだものを一般に「室内ソナタ」と呼んだため、舞曲を含まず、やや真面目な性格を持つソナタを、対比して「教会ソナタ」と呼んだもので、教会で演奏されることを前提にしているわけではない。
この形式を確立したのはアルカンジェロ・コレッリだが、コレッリ自身「教会ソナタ」という用語は用いていない。

第6番のみ、急-緩-急-緩-急の5楽章形式をとる。
ここでは第3楽章がチェンバロ独奏であり、これを中心にシンメトリー構造になっている。
チャンバロの重要性はここにも表れているように感じられる。
また、第4番の第1楽章には、マタイ受難曲の名高い「神よ、憐れみ給え」と酷似したテーマが現れる。そういったことも手伝ってか、全体的に厳粛な雰囲気が感じられる。


レオニード・コーガンとカール・リヒターというやや意表をついた共演である。
演奏は、この2人ならこうなるだろうという、極めて厳粛な表現だ。
ジャケット写真からもその雰囲気は伝わって来る。何しろコーガンは顔が怖いことでも有名だ。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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