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松代の桜3本(長野県長野市)

松代の桜3本
長野県長野市(旧松代町)
撮影 2010.4.17

歴史好きの人になら真田家の城下町であること、佐久間象山の生誕地であることなどで知られている。
北信では小布施の町おこしが有名だが、松代も歴史を感じさせる場所。
ただし、道の狭さとわかりにくさも一筋縄ではいかない町だった。







三島神社のシダレザクラ

市街地を奥に奥に進むと、ゆるやかな傾斜地に畑が広がっていた。
集落のはずれにある小さな神社に立つシダレザクラ。
近づくことは出来なかったので、遠望で撮る。
東向きの桜なので夕方の撮影には向かないが、幽玄さを感じさせる古木だった。

・・・・・・

私の年代だと、松代群発地震を思い出す。
松代群発地震は、1965年8月3日から1970年末まで、約5年半もの間続いた、世界的にも珍しい長期の群発地震である。
震源地は皆神山付近で、全て5kmほどの範囲内で発生している。
有感地震は6万回以上、その内震度5が9回、震度4が48回など。
1日平均30回もの有感地震があったことになる。
無感地震を含めると70万回以上に及ぶ。
最大の地震はM5.4で、群発地震全てのエネルギーはM6.4に相当する。




開善寺のシダレザクラ

このあたりの集落は、まさに群発地震の震源域に当たる。
これは由緒あるお寺のようだが、現在は廃墟同然になっている。
桜はお寺の裏側にあるので、この写真では見栄えがしない。

・・・・・・



西楽寺のシダレザクラ

松代群発地震を契機に、精密地震観測所が作られた。
このお寺はその入口近くにある。

地震観測所は松代大本営跡に作られた。
松代大本営は、敗色が濃くなった太平洋戦争末期、国家中枢機能移転のために松代の山中に掘られた地下坑道である。
象山、舞鶴山、皆神山の3箇所が掘削され、総延長は10kmにも及ぶ。
1944年11月から工事が開始され、全体の75%程度の完了を見たが、終戦を以って中止された。

今は静かな松代だが、激動の歴史を見てきた町である。


次回は大日向観音堂のシダレザクラ(ライトアップ)
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