FC2ブログ

雑種か?

2011.10.15
千葉県銚子市

カモメ類の識別というのは、一般的に難しいと思われていて、実際確かにそう簡単ではないのだけれど、見慣れてくると、何となくその種らしさというものが見えてくるもので、そういう感覚が出来て来る過程が鳥見の本当の面白さではないかと思っている。
「その種らしさ」が見えてくると、その鳥とお近づきになった気がして大変嬉しいのだが、去年お近づきになった気がしたのに、今年見るとやっぱりまだ遠いと思ってしまうこともしばしばある。
そんなことを繰り返しながら8~9シーズンほどカモメを見てきた。
日本一のカモメのメッカ、銚子漁港に通える距離に住んでいる自分は、カモメウォッチャーとしては恵まれていると思う。

そうは言っても、銚子~波崎をひと通り廻ると、やっぱりわからない個体があちこちにいて、毎度溜息をつくことになる。
今時分はウミネコばかりなのだが、少数の大型カモメ類の中にも、難しい個体はいるものである。
カモメの難しさというのは、個体差というものと、換羽の度合いによってはかなり見える印象が違ってくるということがあるように思う。

もちろん、大ベテランでも全てわかるわけではない。
要はハードルが高いか、低いかの問題なのだが、わからないものは、ただわからないで済ませるのではなく、「ここがこうだからこうではないか」というところまでは考えるようにしたいと思う。


ところで、カモメ類にも雑種という厄介な問題がある。
わからないものは何でも雑種にしてしまうのは危険だけれど、一応雑種という可能性も考慮しておいた方がいい場合もある。
カモ類でもそうだが、世の中雑種だらけというようなことはないけれど、さほど珍しいというものでもない。
銚子でよく観察されるのは、シロカモメとセグロカモメの雑種や、ワシカモメとシロカモメの雑種などである。
ワシカモメとオオセグロカモメの雑種も存在するとされているし、驚いたことにはカモメとウミネコの雑種も報告されている。




顔つきの印象はワシカモメ。
嘴も太いし、足の色もワシカモメ風だが、初列風切の黒さを見るとワシカモメ的ではない。
ワシカモメとオオセグロカモメの雑種の可能性があるように思う
セグロやオオセグロの個体差の範囲内というにはちょっと外れているように見えた。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア