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名盤コレクション69 チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」(フルトヴェングラー/BPO)

チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1938年10~11月録音

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今では想像しにくいことだが、テャイコフスキーがフルトヴェングラーの十八番と考えられていた時代があったらしい。
フルトヴェングラーはテャイコフスキーを評価していなかったし、録音も多くはないにもかかわらずだ。

フルトヴェングラーによるチャイコフスキーの交響曲録音は以下の通り
 第4番 VPO 1951年
 第5番 トリノ・イタリア放送SO 1952年(トリノ ライヴ)
 第6番 BPO 1938年
 第6番 BPO 1951年(カイロ ライヴ)

とは言っても、そこはフルトヴェングラーだ。
この1938年の録音は圧倒的名演と言える。SP時代にはこれが同曲の決定盤だったのである。いや、今聴いても名盤と言って差し支えない。
もともと「悲愴」という曲は、SP時代の録音では厳しいと思う。この曲は”弱音”がキモだからだ。
第1楽章にはPPPPPP(ピアニシシシシッシモ)という、極端な指定がある。第4楽章は消え入るように終わる。
そんな弱音が、この時期の録音としては、実によく捉えられていると思う。年代を感じさせない録音。

1938年は、ナチスドイツがオーストリアを併合した年。翌年には第2次世界大戦が勃発した。
そんな時期の録音というのも象徴的である。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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