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名盤コレクション57 ヴォルフ・リサイタル(シュヴァルツコップ&フルトヴェングラー)

ヴォルフ・リサイタル
アリザベート・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(ピアノ)
1953年8月12日 ザルツブルグ音楽祭ライヴ録音

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曲目
メーリケ歌曲集第24曲「春に」
メーリケ歌曲集第16曲「妖精の歌」
メーリケ歌曲集第53曲「さようなら」
メーリケ歌曲集第25曲「眠る幼な児イエス」
ゲーテ歌曲集第32曲「自然の現象」
ゲーテ歌曲集第26曲「お澄まし娘」
ゲーテ歌曲集第27曲「恋に目覚めた女」
ゲーテ歌曲集第29曲「アナクレオンの墓」
ゲーテ歌曲集第24曲「花の挨拶」
ゲーテ歌曲集第19曲「エピファーニアスの祭り」
イタリア歌曲集第11曲「どんなに長い間わたしは待ち望んでいたことでしょう」
イタリア歌曲集第32曲「なにをそんなにかかと怒っているの、いとしいひと」
イタリア歌曲集第12曲「いけませんわ、若いお方、そんな風になさったりしては」
イタリア歌曲集第25曲「私の恋人が食事に招いてくれたの」
スペイン歌曲集 世俗歌曲第26曲「私を花で包んでね」
スペイン歌曲集 宗教歌曲第9曲「主よ、この地には何が芽生えるか」
スペイン歌曲集 世俗歌曲第2曲「私の髪のかげで」
スペイン歌曲集 世俗歌曲第13曲「口さがない人たちにはいつも」
昔のうた、ケラーによる6つの詩~第6番「明るい月が遠くで冷たく」
女声のための6つの歌曲~第4番「夏の子守歌」
アイヒェンドルフ歌曲集第8曲「魔法の夜」
アイヒェンドルフ歌曲集第8曲「ジプシーの娘」

名のある作曲家の中で、フーゴー・ヴォルフほど悲惨な生涯を送った人は少ないだろう。
1860年、オーストリア生まれ。
熱烈なワーグナー信奉者で、反ワーグナーのブラームスとは対立した。
決定的に反ブラームスになったきっかけは、ブラームスを訪ねて自作を披露した際に、それを批判されたように受け取ったことだった。
ワーグナー信奉者であったのに、なぜブラームスに会いに行ったのかはわからないが、自らワーグナー対ブラームスの争いに参戦する形になってしまった。
37歳の時、梅毒の影響で精神に異常を来たし、自殺を図ったあと5年の間入院生活を続け、42歳で死去した。

ヴォルフの作品の多くは、ピアノ伴奏付きの歌曲である。
シューベルト、シューマンを頂点とするドイツ・リートの系譜の中で、ヴォルフの作品はその究極と言えるかも知れない。
主な歌曲集には以下のものがある。
 メーリケ歌曲集(全53曲)
 アイヒェンドルフ歌曲集(全20曲)
 ゲーテ歌曲集(全51曲)
 スペイン歌曲集(宗教歌曲10曲、世俗歌曲34曲)
 イタリア歌曲集(全46曲)


取り上げたのは、1953年のザルツブルク音楽祭で行われた演奏会の完全ライヴ録音。
ヴォルフ歌いとしては、やっぱりというべきか、男声ではフィッシャー=ディースカウ、女声ではシュヴァルツコップが筆頭に挙げられる。
20世紀最高のソプラノ歌手、シュヴァルツコップの本領はここにあったらしい、と感じさせる名歌唱を聴かせてくれる。
ヴォルフの歌曲は、ピアノパートにも独特の魅力があるが、フルトヴェングラーのピアノ伴奏も聴きものである。
フルトヴェングラーのピアノは、これ以外ではバッハのブランデンブルク協奏曲第5番があるのみだと思うので、その意味でも貴重である。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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