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名盤コレクション48、49、50 バッハ/クリスマス・オラトリオ3種

バッハ/クリスマス・オラトリオBWV248

リヒター
■カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
グンドゥラ・ヤノヴィッツ、クリスタ・ルートヴィッヒ、フリッツ・ヴンダーリッヒ、フランツ・クラス
1965年録音

クイケン
■シギスヴァルト・クイケン/ラ・プティット・バンド
エリーザベト・ショル、カテリーナ・カルヴィ、クリストフ・プレガルディエン、ウェルナー・ヴァン・メヘレン
1997年12月16日録音(ライヴ)

ガーディナー
■ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団
ナンシー・アルジェンタ、ルース・ホルトン、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、オラフ・ベーア、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ、アンソニー・ロルフ・ジョンソン
1987年録音


クリスマス・オラトリオは、クリスマスシーズン(12月25日の降誕祭から1月6日の顕現節まで)に演奏するために、1734年に作曲された。
「オラトリオ」という名称になっているが、実質は連作カンタータである。

ドイツ語のテキストによる全6部、64曲から成り、本来は1日に1部、6日にかけて演奏する。
 第1部 12月25日(降誕祭第1祝日)
 第2部 12月26日(降誕祭第2祝日)
 第3部 12月27日(降誕祭第3祝日)
 第4部 1月1日(新年、キリストの割礼と命名祝日)
 第5部 1月の第1日曜日
 第6部 1月6日(顕現節)

現代のコンサート、CD鑑賞においては全6部をまとめて聴くことが一般的である。
演奏時間は約2時間半。25分前後×6部と考えて良い。
この長さは、「マタイ」や「メサイア」などの大曲とほぼ同じである。一般的な映画の長さとも同程度で、このあたりは皆うまくできていると思う。

クリスマス・オラトリオは、バッハの3大宗教作品(マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ロ短調ミサ曲)と比較すると、キリストの生誕を扱っているだけに祝祭的要素が強い。
第1部第1曲から、掴みは十分で、心からウキウキさせられる音楽である。バッハの作品でこれほど心躍る曲はないのではないかと思う。
時々、頭の中でこのメロディーが鳴っていることがある。もちろん、それは気分がいい時に限られる。


名盤として3つを取り上げた。
リヒター盤は、現代のピリオド楽器派の演奏に比べると、ゆったりっとしたテンポで荘重な音楽を聴かせる。
この曲に限らず、いつもリヒターの演奏が規範になる。
独唱者も豪華メンバーであるし、トランペットはモーリス・アンドレが担当しているらしい。

ガーディナー盤は軽快で現代的な表現である。祝祭的な雰囲気が最も強いように思われる。

クイケン盤はブリュッセルでのライヴ録音だが、素晴らしい演奏である。今、この盤を聴きながら書いている。

長くなるが、全体の構成をWikiから編集した。
第2部冒頭の第10曲のみ、歌のない管弦楽曲である。
なお第3部の冒頭第24曲が、最後(第35曲のあと)に繰り返されるため、CDのトラックNOが曲番とずれることがある。
第1部
 第1曲 合唱「歓呼の声を放て、喜び踊れ」
 第2曲 レチタティーヴォ「その頃皇帝アウグストより勅令出で」
 第3曲 レチタティーヴォ「今ぞ、こよなく尊きわが花嫁」
 第4曲 アリア「備えせよ、シオンよ、心からなる愛もて」
 第5曲 コラール「如何にしてわれは汝を迎えまつり」
 第6曲 レチタティーヴォ「しかしてマリアは男の初子を生み」
 第7曲 コラールとレチタティーヴォ「彼は貧しきさまにて地に来りましぬ/たれかよくこの愛を正しく讃えん」
 第8曲 アリア「大いなる主、おお、強き王」
 第9曲 コラール「ああ、わが心より尊びまつる嬰児イエスよ」
第2部
 第10曲 シンフォニア
 第11曲 レチタティーヴォ「このあたりに羊飼いがおりて」
 第12曲 コラール「差し出でよ、汝美わしき朝の光よ」
 第13曲 レチタティーヴォ「御使彼らに言う」
 第14曲 レチタティーヴォ「神いにしえの日アブラハムに約し給いしことの」
 第15曲 アリア「喜べる羊飼いらよ、急げ、とく急ぎて行けや」
 第16曲 レチタティーヴォ「かつその徴として」
 第17曲 コラール「かの暗き畜舎に伏す者」
 第18曲 レチタティーヴォ「さらば行けかし」
 第19曲 アリア「眠りたまえ、わが尊びまつる者、安けき憩いを楽しみ」
 第20曲 レチタティーヴォ「するとたちまち御使のもとに」
 第21曲 合唱「いと高き所には神に栄光あれ」
 第22曲 レチタティーヴォ「その調べもて、汝ら御使よ、歓呼して歌えかし」
 第23曲 コラール「われらは汝の軍勢にま交りて歌いまつらん」
第3部
 第24曲 合唱「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」
 第25曲 レチタティーヴォ「御使たち去りて天に行きしとき」
 第26曲 合唱「いざ、ベツレヘムに行きて」
 第27曲 レチタティーヴォ「主はその民を慰めたまえり」
 第28曲 コラール「主この全てをわれらになし給いしは」
 第29曲 アリア(二重唱)「主よ、汝の思いやり、汝の憐れみは」
 第30曲 レチタティーヴォ「かくて彼ら急いで」
 第31曲 アリア「わが心よ、この幸なる奇蹟をば」
 第32曲 レチタティーヴォ「然り、わが心には必ずや内に保たん」
 第33曲 コラール「われは御身をひたすらに保ち」
 第34曲 レチタティーヴォ「しかして羊飼いらは再び踝を回して帰り」
 第35曲 コラール「喜び楽しめ」
 第24曲(繰り返し) 合唱「天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ」
第4部
 第36曲 合唱「ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて」
 第37曲 レチタティーヴォ「八日みちて」
 第38曲 レチタティーヴォとアリオーソ「インマヌエル、おお、甘き言葉よ!/イエス、こよなく尊きわが生命よ」
 第39曲 アリア「答えたまえ、わが救い主よ、汝の御名はそも」
 第40曲 レチタティーヴォとアリオーソ「ならばいざ!汝の御名のみ/イエス、わが歓びの極み」
 第41曲 アリア「われはただ汝の栄光のために生きん」
 第42曲 コラール「イエスわが始まりを正し」
第5部
 第43曲 合唱「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」
 第44曲 レチタティーヴォ「イエス、ユダヤのベツレヘムにて」
 第45曲 合唱とレチタティーヴォ「この度生まれ給えるユダヤ人の王はいずこにいますか?/その君をわが胸の内に求めよ」
 第46曲 コラール「汝の光輝は全ての闇を呑み」
 第47曲 アリア「わが暗き五感をも照らし」
 第48曲 レチタティーヴォ「ヘロデ王これを聞きて」
 第49曲 レチタティーヴォ「いかなれば汝らはうろたえ慄くか?」
 第50曲 レチタティーヴォ「王、民の祭司長ら」
 第51曲 アリア(三重唱)「ああ、その時はいつ現るるや?」
 第52曲 レチタティーヴォ「いと尊きわが君はすでに統べ治めたもう」
 第53曲 コラール「かかる心の部屋は」
第6部 
 第54曲 合唱「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」
 第55曲 レチタティーヴォ「ここにヘロデひそかに博士らを招きて」
 第56曲 レチタティーヴォ「汝偽り者よ、思うがままに主を倒さんとうかがい」
 第57曲 アリア「その御手のひとふりは」
 第58曲 レチタティーヴォ「彼ら王の言葉を聞きて」
 第59曲 コラール「われらはここ馬槽のかたえ汝がみ側に立つ」
 第60曲 レチタティーヴォ「ここに神、夢にて」
 第61曲 レチタティーヴォ「さらば行けよ!足れり、わが宝ここより去らずば」
 第62曲 アリア「さらば汝ら、勝ち誇れる敵ども、脅せかし」
 第63曲 レチタティーヴォ「陰府の恐れ、今は何するものぞ?」
 第64曲 コラール「今や汝らの神の報復はいみじくも遂げられたり」
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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