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名盤コレクション41、42 チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番(リヒテル盤、アルゲリッチ盤)

チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番

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スヴャトスラフ・リヒテル
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン交響楽団
録音:1962年


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マルタ・アルゲリッチ
キリル・コンドラシン/バイエルン放送交響楽団
録音:1980年2月7~8日


 チャイコフスキーの第1番
 ラフマニノフの第2番
 ベートーヴェンの第5番「皇帝」
を「3大ピアノ協奏曲」などと書いてある資料もあるが、一般的ではなく賛同できない。ブラームスの2番が入っていないからだ。

ヴァイオリンの場合は
 ベートーヴェン
 メンデルスゾーン
 ブラームス
 チャイコフスキー
を「4大ヴァイオリン協奏曲」と呼ぶ。「3大」ならばチャイコフスキーを除くのが一般的だ。

チェロの場合は
 ドヴォルザーク
 ハイドン
 シューマン
が「4大チェロ協奏曲」。

ヴァイオリンの場合はその4曲が傑出しているし、チェロの場合はそもそも協奏曲自体が少ないので、選びにくいのだが、ドヴォルザーク以外は若干地味だ。

ピアノ協奏曲は名曲が多いので、定まらないのだろう。ブラームスの2番を入れるにしても、あとの2曲が難しい。
冒頭の3曲は、人気があることは事実である。「3大有名ピアノ協奏曲」と言いかえれば変ではない。
特にチャイコフスキーに関しては、第1楽章冒頭の強烈なインパクトによるところが大きいのだろう。

個人的にはあまり好きではない。クラシック音楽をそれなりに聴いてきた人の中には、逆にスルーしてしまう人も多い。
ただ、改めて聴いてみると、ロシア的憂愁に満ちた第2楽章、圧倒的なハパワーとスピード感で曲を閉じる第3楽章の爽快感も捨てがたい。
ここでは、リヒテルとカラヤンが堂々と渡り合った名盤と、アルゲリッチによる強烈な演奏を取り上げた。
アルゲリッチには1994年のアバトとのライヴ録音もあり、そちらも捨てがたいが、コンドラシンとの壮絶な演奏を挙げたいと思う。

リヒテル盤が滔々と流れる大河ならば、アルゲリッチ盤は激しく渦を巻いて流れる奔流のような演奏と言えるだろうか。
この曲のラストでは、ピアノとオケが競争のようになって崩壊してしまうこともあるが、リヒテル盤はお手本のような演奏である。アルゲリッチ盤はこれで崩壊しないのが凄いと思う。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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