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カササギ@苫小牧



カササギ
スズメ目カラス科
体長45cm
撮影 2010.5.28 北海道苫小牧市勇払

「かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」

小倉百人一首にある、中納言家持の歌です。
この中の「かささぎの渡せる橋」というのは、天の川に架かる橋のことを指しています。
織姫(ベガ)は天帝の娘で、機織の上手な働き者でした。彦星(アルタイル)もまた働き者の牛飼いで、天帝は2人の結婚を認めました。めでたく夫婦となった2人ですが、織姫は機を織らなくなり、彦星は牛を追わなくなってしまいました。このため天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離し、年に1度、7月7日にだけ会うことを認めました。
この日、いずこからかやって来たカササギが天の川に橋を架けてくれるのです。

上の歌の意味は
七夕の夜、天の川にかささぎが架けるという天上の橋に似ている宮中の階に降りた霜の白さを見ると、しんしんと夜が更けていくのを感じるなあ。

そのころ日本にカササギはいなかったはずなので、あくまでも伝説上の存在です。
現在でも九州限定の鳥とされています。
秀吉が朝鮮出兵の際、朝鮮半島から持ち帰ったものが繁殖したとされていて、分布は局地的です。

それがなぜ北海道で見られるのか。
一説には苫小牧港に入港する韓国の貨物船に乗って来たという説が有力です。

カササギは雑食性で何でも食べ、また、特に金属類を集める習性があるらしく、ヨーロッパでは「泥棒」のキャラクターを与えられることが多いようです。
ロッシーニの歌劇「泥棒カササギ」が有名。

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