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名盤コレクション26 バーンスタイン/ウエストサイド・ストーリー(バーンスタイン/オーケストラ&コーラス)

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ウェストサイド・ストーリー
 原案:ジェローム・ロビンズ
 脚本:アーサー・ロレンツ
 作詞:スティーヴン・ソンダイム
 作曲:レナード・バーンスタイン
 オーケストレーション協力:シッド・レイミン、アーウィン・コスタル
 オリジナルの演出と振付:ジェローム・ロビンズ

 マリア:キリ・テ・カナワ(台詞はニーナ・バーンスタイン)
 トニー:ホセ・カレーラス(台詞はアレキサンダー・バーンスタイン)
 アニタ・タティアーナ・トロヤノス
 リフ:カート・オルマン
 “Somewhere”の歌手:マリリン・ホーン

指揮:レナード・バーンスタイン
オーケストラ&コーラスは、ブロードウェイ内外から選抜
1984年9月4~7日、ニューヨーク、RCAスタジオにて録音

「ウェストサイド・ストーリー」は、今月、IHIステージアラウンド東京で上演されている。
客席が360°回転するという、特殊な劇場での新演出であるとのことだ。
オリジナルのブロードウェイ・ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」は、1957年に初演されている。
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台を、現代のニューヨークに置き換えたもので、作曲家バーンスタインの代表作ともなっている。
1961年に公開された映画(ロバート・ワイズとジェローム・ロビンズによる)も、不朽の名作としてファンが多い。
創作から60年以上経っているにもかかわらず、再三に渡って上演され続けているのは、それだけオリジナルが優れている証しなのだろう。
舞台や映画に限らず、リメイクや続編が多い。オリジナルがいいので製作する側として間違いはないのだろうが、新しい創作が低調のように見えるのはどうしたことだろうか。昔はこういうのを「マンネリ」と言ったものだが。


ここで取り上げたCDは、作曲者バーンスタインによる全曲録音として決定盤と言えるものだろう。
オーケストラとコーラスは、ブロードウェイ内外の一流ミュージシャンを選抜したものだ。
配役にキリ・テ・カナワ、ホセ・カレーラスといった超一流のオペラ歌手を起用しているのが特徴と言える。
音楽的にはすでに古典的であって、代表的なナンバーとしては「マリア」「トゥナイト」「マンボ」「アメリカ」「アイ・フィール・プリティ」などがよく知られている。

ちなみに、マリアとトニーの台詞を担当しているのは、バーンスタインの子息である。

ミュージカル作品にバリバリのオペラ歌手を起用したことについては、特にミュージカル好きには違和感もあるようだ。
自分はミュージカルについてはほとんど知らないので、別に違和感はなく、オペラのように聴いて問題ない。
もともとシェークスピア作品をアメリカを舞台に翻案したものでもあるし、ヨーロッパ文化とアメリカ文化の融合を意図したものではないか、というのは考えすぎか。
いずれにしても、「ウェストサイド・ストーリー」は、アメリカ人としてクラシック音楽のカリスマに上り詰めた、バーンスタインにしか成し得なかった仕事であることは間違いない。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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