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ブルーノ・ワルター指揮のマーラー録音5枚組CD

ブルーノ・ワルター指揮のマーラー録音5枚組CD

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ワルターが残したマーラー録音は、1、2、4、5、9番と「大地の歌」の6曲。
5番以外は複数の録音があり、中でも1、4番、「大地の歌」に集中している。
その中から1曲ずつ(5番だけ特殊だが)集めたCDセットである。

実を言うと「大地の歌」が目的だった。この演奏の2日後に行われたスタジオ録音はよく知られているが、その直前に行われたライヴ録音は所有していなかったので。

今回、改めて聴き通してみた。
古い録音ではあるが、晩年の温厚なイメージとは一味違う、パワフルで推進力に富んだ演奏で、ワルターも「ライヴの人」だったということがよくわかる。
ワルター恐るべし。恐るべし。


■交響曲第1番「巨人」
 NBC交響楽団
 1939年4月8日 NBC8Hスタジオ(ライヴ)

トスカニーニの手兵であるNBC交響楽団を初めて指揮した録音。
NBC交響楽団はトスカニーニ引退後、「シンフォニー・オブ・ジ・エア」と改称して活動を続けた。
ワルターは1957年2月3日、トスカニーニ追悼コンサートでシンフォニー・オブ・ジ・エアを振ることになるので、因縁浅からぬ関係と言える。
録音は古いが、驚くほどの名演。炸裂するNBC交響楽団のパワーも素晴らしい。


■交響曲第2番「復活」
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
 マリア・チェボターリ(ソプラノ)
 ロゼッテ・アンダイ(メゾソプラノ)
 1948年5月15日 ムジークフェライン(ライヴ)

「復活」は1957年のライヴと、その翌年にかけてのセッション録音が知られていて、いずれも名演だが、この48年盤もそれに匹敵する(あるいはそれ以上の)名演。
この翌年、39歳の若さで亡くなった名歌手マリア・チェボターリの歌唱が聴けるのも嬉しい。
ソロの歌い方がやや大時代な印象を受けるが、そういう時代だったのだ。


■交響曲第4番
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
 1955年11月6日 ムジークフェライン(ライヴ)

第4番は最も得意にしていたのだろう、録音も多い。(自分は6種類把握しているが、実際は10種類ほどあるらしい)
ギューデンの歌唱が好ましい1枚である。


■交響曲第9番
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 1938年1月16日 ムジークフェライン(ライヴ)

今更何を付け加えることがあるだろうかという歴史的名演。
いずれ別記事で書こうと思う。


■交響曲第5番~第4楽章「アダージェット」
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 1938年1月15日 ムジークフェライン(セッション録音)

第5番の全曲録音は戦後1回行われているが、堂に入った演奏とは言えない。
この「アダージェット」は、第9番の歴史的ライヴの前日に、セッション録音として行われた。
「アダージェット」のみではあるが、超名演。
この時期に全曲録音があったらと思うと誠に残念である。


■大地の歌
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 リチャード・ルイス(テノール)
 モーリン・フォレスター(アルト)
 1960年4月16日 カーネギー・ホール(ライヴ)

2日後にセッション録音が行われているが、独唱者はミルドレッド・ミラーとエルンスト・ヘフリガーに替わっている。
そういう意味で興味深い録音。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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