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名盤コレクション8 バルトーク/弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽(ライナー/CSO)


バルトーク/ 弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽
フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団
録音1958年
(画像はネットから)

1936年に作曲された作品で、「管弦楽のための協奏曲」と並んでバルトークの代表作とされる。
タイトルが長いので、俗に「弦チェレ」と呼ばれる。「管弦楽のための協奏曲」が「オケコン」と呼ばれるのと一緒だろう。略称があるということはそれだけ人気が高いということだろう。

「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」は、音楽家パウル・ザッハーの委嘱で作曲された。
ザッハーは、スイスの製薬会社ロシュのオーナー夫人だった女性と結婚したことにより、巨万の富を得た。
彼はその財産を惜しみなく使い、多くの作曲家に新作を依頼した。その数はおよそ200曲にも上る。
それらの作品の中で最も有名なのが「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」である。
欧米の金持ちには、時々こういう粋な使い方をする人がいる。我々はバルトークに対するのと同様に、ザッハーにも感謝しなければならないだろう。

タイトルが示すように、不思議な編成の音楽だ。
もともと弦楽合奏の曲として暖めていたが、ザッハーの依頼を受けて打楽器、ピアノ、チェレスタを加えて完成させたと見られている。
チェレスタが入っているのが一番の特徴に思えるが、実際にはピアノがより活躍する曲である。


チェレスタは1886年、パリのオルガン製作者、オーギュスト・ミュステルが考案した楽器である。
外観はアップライトピアノによく似ており、鍵盤をたたくとピアノと同様のアクションを通じて、フェルトのハンマーが内部にある金属板をたたいて音を出す。鍵盤楽器とも打楽器とも言えるような楽器だ。
チェレスタが使われる作品としては、作品名にも現れているこの曲が有名だが、チャイコフスキーが「くるみ割り人形」の中で「金平糖の踊り」に使っているので、多くの人の耳に残っているだろう。


チェレスタに関しては、ヤマハのHPを参照
https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/celesta/

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