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名盤コレクション7 モーツァルト/クラリネット五重奏曲(ウラッハ、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団)


モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調K591
レオポルド・ウラッハ、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
1951年録音
(画像はネットから)

クラリネットのための2大傑作はいずれもモーツァルトによって書かれた。
言うまでもなく、クラリネット協奏曲とクラリネット五重奏曲である。
モーツァルトがその2曲を書くきっかけとなったのが、友人だったクラリネット奏者、アントン・シュタートラーの存在である。
シュタートラーは、困窮していたモーツァルトに金銭的な援助もした他、クラリネットに関する専門知識をモーツァルトに教えることにも力を尽くした。
その結果産み出された2曲の傑作は、シュタートラーに捧げられている。

モーツェルトのクラリネット五重奏曲は、終始明るく穏やかな曲想が支配しているにも関わらず、そこはかとない寂寥感が漂う、稀有の作品である。
その2年後、死の年に書かれたクラリネット協奏曲になると、ますます明るく、ますます透明で深い悲しみが立ち現れて来るのだが、それについてはいずれ取り上げることになるだろう。


レオポルド・ウラッハは1902年、オーストリア生まれ。
ウィーン・フィルのクラリネット奏者として活躍したが、1956年、54歳の若さで没する。
ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団とのウェストミンスターへの録音は、LP時代から定番中の定番として愛聴されて来た。「古き良き時代」というのがあったのだな、としみじみ感じさせる名演だと思う。

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