FC2ブログ

名盤コレクション5 ショパン/練習曲集(ポリーニ)


ショパン/練習曲集OP10、OP25
マウリツィオ・ポリーニ
1972年録音
(画像はネットから)

12の練習曲OP10
第 1番 ハ長調
第 2番 イ短調
第 3番 ホ長調「別れの曲」
第 4番 嬰ハ短調
第 5番 変ト長調「黒鍵」
第 6番 変ホ短調
第 7番 ハ長調
第 8番 ヘ長調
第 9番 ヘ短調
第10番 変イ長調
第11番 変ホ長調
第12番 ハ短調「革命」

12の練習曲OP25
第 1番 変イ長調「エオリアン・ハープ」
第 2番 ヘ短調
第 3番 ヘ長調
第 4番 イ短調
第 5番 ホ短調
第 6番 嬰ト短調
第 7番 嬰ハ短調
第 8番 変ニ長調
第 9番 変ト長調「蝶々」
第10番 ロ短調
第11番 イ短調「木枯らし」
第12番 ハ短調「大洋」


ショパンの練習曲は、単に技術を習得するためのものではなく、高度な音楽表現のための練習曲である。
だから、普通の意味での練習曲とは異なり、芸術作品として観賞価値が高いものである。
通常、OP10の12曲とOP25の12曲、合わせて24曲のセットとして認識されるが、その他に3曲の練習曲がある。
表題がついた曲も多いが、いずれも作曲者の与り知らぬものである。
ただ、表題がつくということは人気がある証拠でもあり、芸術作品として鑑賞されていることの表れだろう。

技術的にも最高難度のテクニックを要求する。
もっとも、それを習得するための練習曲なのだから、難しいのは当然である。
もちろん、指がよく廻るだけではどうしようもない。高度なテクニックを駆使しながら音楽を芸術に昇華させなければならない。難曲中の難曲と言えるだろう。

ただし、自分は弾かないのでテクニック的なことはわからない。
OP10の冒頭1曲目の難しさは、聴いただけでもわかるが、実は2曲目が一番難しいそうだ。
OP25では11曲目の「木枯らし」が難曲、かつ名曲として夙に有名である。

マウリツィオ・ポリーニは1942年生まれ。
1960年、18歳でショパン・コンクールを制し、一躍有名になったが、その後表舞台には出ず、アルトゥーロ・ベネディッティ=ミケランジェリのもとで研鑽を積んだ。
1968年から活動を再開し、1971年にDGから事実上のレコードデビューを果たす。
1972年録音のショパン「練習曲集」は世界中に衝撃を与えた。いまだにこれを越える演奏は現れていない。

自分がポリーニの名前を知ったのは、このレコードが発売になった少しあとのことだと思う。
そのころ、音楽を聴く主なソースはNHK-FMだった。
コンサート録音だと思うが、ベートーヴェンのソナタ(確か「熱情」)を聴いたのが最初である。
(NHKは悪い癖で「ポルリーニ」と発音していた)
その後、ショパンのポロネーズ集、ベートーベンの後期ソナタを聴いてポリーニのファンになった。
練習曲集のレコードを買ったのはもう少しあとのことである。

ポリーニの演奏は、正確無比なテクニックが身上だ。
こういう完璧なテクニックに対しては意外に拒否反応を示す人が多く、ポリーニ嫌いは結構多い。
あまりに完璧なテクニックが非人間的だとか、冷たい演奏とか、パソコンの打ち込みみたいで気持ちが悪い演奏とか、色々言われている。
テクニックは完璧だが表現力が足りないとか、あげくは下手な演奏とまで言う人もいる。
どういう聴き方をすればそんな風に聴こえるのか、凄い耳を持った人がいるものである。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア