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オーマンディのマーラー/交響曲第1番


マーラー/交響曲第1番「巨人」
R・シュトラウス/組曲「ばらの騎士」

ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
1969年録音

ユージン・オーマンディはハンガリー出身。
初めはオーケストラのヴァイオリン奏者だったが、指揮者が急病で降板したため、代役で指揮を務めたのが指揮者としてのデビューだった。そのあたりの事情はトスカニーニに似ている。
1931年、トスカニーニの代役としてフィラデルフィア管弦楽団を指揮したのも何かの因縁を感じる。
1938年、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任。以後42年の長きに渡ってその職にあった。
オーマンディが指揮するフィラデルフィア管弦楽団の華やかな音色は「フィラデルフィア・サウンド」と呼ばれ、名を馳せた。
オーマンディはフィラデルフィア管弦楽団を世界一流のオーケストラに育て上げ、独墺系を中心に膨大な録音を残したが、その評価は意外に高くない。
同様に膨大な録音を残したカラヤンやショルティのように、毀誉褒貶が激しいわけでもない。考えて見ると不思議である。

20世紀の代表的指揮者の名前を挙げていく。
フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルター、クナッパーツブッシュ、バーンスタイン、カラヤン、クレンペラー、ベーム、ミュンシュ、クリュイタンス、バルビローリ、、、などと指を折っても、オーマンディの名はなかなか出てこない。
その業績を考えれば、大指揮者と言って差し支えないと思うのだが、思うに「フィラデルフィア・サウンド」というのが軽く見られているのだろうか。
オペラをほとんど指揮しなかったことも影響しているかも知れない。
協奏曲に優れた録音を多く残しているのが、逆に個性を感じさせないのかも知れない。合わせ上手、というのは大指揮者には少ないのだ。

マーラーに関しては多くの録音を残していない。
1番の他には、2番、「大地の歌」、10番ぐらいだろうか。
10番はデリック・クックによる復元版で、これが復元版による最初の録音だそうだ。
1番も比較的珍しい「花の章付き」である。そのあたりにオーマンディのこだわりが感じられるようだ。

カップリングはR・シュトラウスの組曲「ばらの騎士」が入っている。

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