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Arie di bravura/ディアナ・ダムラウ


Arie di bravura
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ジェレミー・ロレール/ル・セルクル・ド・ラルモニー管弦楽団
2006年録音


収録曲
 1 サリエリ/歌劇「クビライ、タタールの大ハーン」~いかがわしい蛮族の中で
 2 リギーニ/歌劇「アポロの誕生」~何処にいるのでしょう?何というそよ風を吸い込み
 3 サリエリ/歌劇「エウロパの承認」より ああ神様、安堵します!…ああ、感じている心の苦痛を
 4 リギーニ/歌劇「アポロの誕生」~悲しげで淡い影が
 5 モーツァルト/歌劇「魔笛」~おお、恐れることはない
 6 モーツァルト/歌劇「魔笛」~地獄の復讐が私の心臓の中で(夜の女王のアリア)
 7 サリエリ/歌劇「クビライ、タタールの大ハーン」~侮辱する、高慢さからの恥辱に
 8 モーツァルト/歌劇「ルーチョ・シッラ」~一瞬のうちに…急いで行きましょう
 9 サリエリ/歌劇「煙突掃除人」~十分です、あなたの勝ちです…ああ、私を捨てないで
10 サリエリ/歌劇「セミラーミデ」~優しい希望を感じて
11 モーツァルト/コンサート・アリア「十分です、あなたの勝ちです…ああ、私を捨てないで」
12 サリエリ/歌劇「エウロパの承認」~怒りに震え
13 サリエリ/歌劇「偽りの愚か者」~もしすべてを説明できるなら


ディアナ・ダムラウは、1971年ドイツ生まれのソプラノ歌手。
1995年に、「フィガロの結婚」のバルバリーナでデビューした。
「魔笛」の夜の女王、「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタのような技巧的な役を得意にしているようだ。
ちなみにこのアルバム名 Arie di bravura にある bravura(ブラヴーラ)とは技巧的で華やかな楽曲のことを言う。


アントニオ・サリエリ(1750~1825)はイタリアの作曲家で、オーストリアの宮廷楽長を務めた人物だが、モーツァルトを毒殺したのではないかというスキャンダルの方が有名だ。
それはピーター・シェーファーの戯曲によるところはが大きく、フィクションであることは間違いないのだが、サリエリの存命中にもそういう風聞はあったようだ。
現在、サリエリの作品を聴く機会はほとんどないので、こういう企画は貴重である。
それなりに才能のある作曲家だったことは伺える内容だ。


ヴィンチェンツォ・リギーニ(1756~1812)は、モーツァルトと同じ年に生まれたイタリアの作曲家
リギーニの名は、こういうことを調べる際には欠かせない「クラシック音楽作品名辞典」(井上和男著 三省堂 1982年初版 )にも掲載されておらず、詳細は不明。
ただし、ベートーヴェンの「リギーニののアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲ニ長調WoO65」という作品が載っている。
子供用の易しい練習曲に、リギーニ作曲の「カーニバル・ダンス」という曲があるようだが、この人のことかどうかは不明。


ダムラウは、1988年にサリエリの歌劇「クビライ、タタールの大ハーン」の世界初演で歌った時からこのアルバムの構想を抱いた。その後彼女は歌劇「エウロパの承認」の上演(ムーティ指揮)にも参加している。
モーツァルトのアリア以外はほとんど知られていない作品ばかりだが、サリエリもリギーニもモーツァルトと同時代に生きた、モーツァルトと同じぐらいに素晴らしい作曲家たちだと書いているが、それはさすがに褒めすぎだろう。それではあまりにモーツァルトをナメすぎだと言える。

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