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ディヌ・リパッティの芸術 3



リパッティの芸術 3 と題されたCD

モーツァルト、バッハ、ショパンの独奏曲の他、ナディア・ブーランジェとの珍しい連弾でブラームスの作品が収められている。
ナディア・ブーランジェは、1887年生まれの作曲家で音楽教師。
史上最も有名で有能な音楽教師と言われ、多くの音楽家を育てた。
リパッティもその一人で、彼にとって「精神的な母」という存在だったと言う。
ブーランジェはこの時49歳。彼女のピアノ演奏が聴けるという意味でも貴重な録音だ。
1937年という古い録音だが、録音は思ったほど悪くない。


ブラームス以外の3曲が1947年3月の録音とクレジットされているが、これは明らかにおかしい。
リパッティの録音はわずかしか残されておらず、昨年、生誕100年を記念して出た12枚組のセットに収められているのがその全てであると思われる。
モーツァルトのソナタ第8番とバッハのパルティータ第1番は、名高い1950年の録音の他には知られていない。
1947年3月に録音されているのは、知る限りショパンのピアノソナタ第3番の1曲だけである。
1950年盤と聴き比べてみると明らかに同一録音である。(実際には、聴くまでもなくタイミングを見るだけで明らかだが)
単純なミスプリントというのではなく、勘違いか何かによるあまりにも恥ずかしいミスだ。

こういうことが問題なのは、例えば名演として知られる1950年のショパン/ワルツ集が、実は1947年に録音されてお蔵入りになっていたものではないか、という説があるからである。

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