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ライチョウ@立山

ライチョウ
キジ目ライチョウ科
体長37cm
撮影 2010.7.31 富山県、立山室堂

現在ライチョウが生息している場所は、南北アルプスと御岳、火打山、新潟焼山と言われています。
中央アルプス、八ヶ岳、蓼科山のライチョウは既に絶滅しました。
白山でも絶滅したと考えられていましたが、去年、70年ぶりに確認されました。
白山は、南北中央アルプス、御岳、八ヶ岳、それと富士山を除くと唯一標高2700mを越えている山で、ライチョウが生息していても不思議ではありません。
ただ、北アルプスとはかなりの距離があるので、白山のライチョウはどこから来たのでしょう。
立山あたりから飛んで行ったのでしょうか。そんなに飛翔能力がある鳥ではないはずですが。。。
人知れず、細々と70年間も命をつないで来たのでしょうか。


本格的登山をする人は、上に挙げたような山々の稜線でよく目にすると思います。バードウォッチャーよりも登山者にお馴染みの鳥。
一般のバードウォッチャーが出会う確率が高い山域は、立山と乗鞍岳が挙げられます。
立山での生息数は300羽程度、乗鞍岳では100羽程度と言われています。

私自身の経験では、立山で遭遇する確率はほぼ100%、乗鞍岳では15%程度だと思います。
立山は夏しか行かないので、♀成鳥単独か、ヒナを連れた♀というパターンばかり。
♂を見たのは秋の乗鞍岳だけです。

立山では100%と言っても、個人的なデータで、偶然も左右するので保障の限りではありません。
いそうな場所を集中して探すのと、登山者が多いので「向うにいますよ」とか「○○で見ました」というような情報が多いのです。
室堂周辺は、登山道が縦横無尽に通っているので、遭遇するルートが多いという事情もあります。
一方の乗鞍岳は、広いハイマツ帯が広がっているけれども、歩けるルートが限られているので遭遇するチャンスは意外に少ないのです。
桔梗ヶ原の広いハイマツ帯にはかなりの数が生息していそうですが、道がないので探せません。
大黒岳から富士見岳にかけての斜面で見られることが多く、車道から観察できるという、これは他では出来ない体験です。
それは参考まで

・・・・・・

今回は視界が10mほどの濃いガスの中、誰も歩いていないルートで見つけることが出来ました。
ライチョウを観察する場所としては格別珍しい場所ではなく、ミクリガ池と立山室堂山荘に隣接したポイントです。
この部分にはハイマツがないので、天気がいい時にはあまり出て来ません。
濃いガスがかかったので、安心して餌探しに出て来たのだろうと思います。
ここにいるのではないか、と予想して探したのがうまくヒットしました。
一ノ越に向かう登山道からはやや離れていたので、数珠繋ぎの登山者たちからは見えなかったと思います。



♀成鳥
ここには写っていませんが、ヒナを4羽連れています。
この時期見られるのは大体このパターンです。
親がヒナを引き連れるという感じではなく、比較的好き勝手に歩き回るヒナたちを見守りながら全体として移動していくという印象でした。




時折り、見晴らしのいい岩の上に立って警戒します。




ヒナは人間(この場合は私)の存在は気にせず、最短で2mぐらいまで近寄って来ます。
親の方も別に私の方は警戒しません。
日本のライチョウは人を全く恐れないので、じっと待っていれば近寄ってくることもあります。




母親の真似をして岩の上に登って見たヒナ

親子のライチョウは、ますます濃くなるガスの中、いずこへともなく消えてしまいました。
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