FC2ブログ

古い雑誌から~FMfan 1984年秋臨時増刊



古い本や雑誌が家中に雑然としていて、さすがに手に負えなくなって来た。
本は捨てられない性格なのだが、弊害の方が多くなり、思い切って捨てることにして整理を始めた。
整理していると、時々面白いものが出て来てそれに見入ってしまう。これも困った性格だ。


「FMfan」は共同通信社が発行していた雑誌で、2001年に休刊した。
1970年代、FM放送はレコードと並んで重要な音楽メディアで、放送をカセットテープに録音することが流行した。
そのため、週単位の放送内容を網羅した番組表が必要で、こういう雑誌に需要があったわけだ。
「FMfan」はクラシック系の雑誌で、オーディオ関連の記事も充実していた。
FM放送(実質的にはNHK-FMだけ)がクラシック聴きの牙城だった時代の話。

CDが発売になったのは1982年のこと。
だから表紙にもCD3年と謳っているである。
自分が初めてCDプレーヤーを購入したのは1985年2月で、その数か月前の雑誌ということは、たぶん購入のための参考として買った本に違いない。

最新CDプレーヤー25機種の試聴レポートが中心だ。
価格は49800円から600000円まで。
大体10万円前後が中心になっている。
記事の中では、最安値のソニー製品(表紙に載っている)が、値段とともにその小ささが驚きを持って紹介されている。
後に現れるCDウォークマンの原型のようなものか。デザインも洗練されていて、25機種の中で異彩を放っている。ソニーはセパレート型の高級機も出していて、トップメーカーの矜持が伺える。

結果的にはケンウッドのDP-1100Ⅱを購入した。
値段は149800円で、この時期としても高い方だった。結構奮発したものだと思う。
巾440mmのコンポーネントサイズで、薄型のデザインが気に入っていた。
ただ、この時期の製品はどれもこれもブラックで、似たようなデザインばかりだった。


本誌の面白いところは、もうひとつの特集に「カートリッジとレコードとプレイヤー」を組んでいることだ。
この時期、まだ多くのアナログ製品がリリースされていて、CD一辺倒ではなかった。
自分もCD時代になってから新たにアナログプレーヤーを購入したりしていて、80年代後半はまだ両にらみだったことがよくわかる。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア