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逆川緑地公園






茨城県水戸市

水戸市はその中心近くに、千波公園、偕楽園と隣接する偕楽園公園があり、桜川緑地、沢渡川緑地にもつながっている。
周囲には県立近代美術館、護国神社、県立歴史館などの施設があり、広大な緑地を有している。
都市の中心部に、これだけ緑が多いところは珍しいようだ。

千波湖の東端あたりで、桜川に合流する逆川という川がある。
川に沿って長大な緑地公園が整備されているが、メイン道路から外れているためか、意外と目立たない公園である。
駐車場は何箇所かあるようだが、南端に当る茨城県メディカルセンターの近くから狭い道に入ったところにも数台分の駐車場があった。




2羽のコブハクチョウ。
居ついているのかはわからない。2回目に行った時にはいなかった。。




笠原水道は、徳川光圀が水戸下町の給水難を解消するために作られた、総延長約10kmの上水道で、その水源地がここにある。
当時の水道管に用いられていた岩樋が復元されている。




「漱石所跡」という碑を見つけた。
夏目漱石ではなく、徳川光圀が建てた茶室跡とのことだ。

漱石とは、中国の故事「漱石枕流」に由来する。
孫楚という人が隠居を思い立ち、友人に
「石を枕とし、川の流れで口を漱ぐ生活をする」と言うべきところを誤って、
「石で口を漱ぎ、流れを枕にしようと思う。」と言ってしまった。
友人に間違いを指摘された孫楚は、
「流れを枕とするのは耳を洗うためで、石で口を漱ぐのは歯を磨くためだ」と言い張った。

「石に漱(くちすす)ぎ流れに枕す」とは、負け惜しみの強いことを言う四字熟語である。
孫楚は、その昔許由が堯帝から天下を譲られようとした時、「汚らわしいことを聞いた」と、川の流れで自分の耳を漱いだという故事から、この言い訳を思いついたようだ。

夏目漱石はその故事から筆名を取った。自分を孫楚になぞらえたのだろう。
水戸黄門として知られる徳川光圀が同じ名前を茶室に付けていたことは初めて知った。
相通じる性格があるのかも知れない。
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