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「平成」が終わる

「平成」が再来年4月30日で終わることになった。
私事で言うと、結婚した時がちょうど昭和天皇が病気の最中さった。
結婚の2か月後に平成と改元されているので、自分の家族は「平成」と一緒に歩んで来たと言っても差し支えない。
その意味で、ある種の感慨を禁じ得ない。

新元号に特に興味はない。もともと合理性を重んじる方で、個人的には元号を使っていない。

「平成」だって唐突だったが、次第に慣れてしまった。最初はどうかと思ったが、結構いい元号だったと思う。
何よりこの間の天皇の言動というか、あり方が、「平成」という名前と密接に結びついて、ある種の感慨を呼び起こすのだと思う。


今上天皇の行動の中で、個人的に印象に残っていることが3つある。

1 東日本大震災後に行われた計画停電の際に、自主停電を実行したこと

御所がある千代田区は計画停電の対象外であったが、御所では東京電力が発表した計画停電スケジュールに合わせ、1回約2時間ほど電気の使用を控える「自主停電」を行った。


2 園遊会での米長邦雄発言に対する反応

2004年10月28日、皇居で行われた園遊会に招かれた棋士、米長邦雄は「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事」と話しかけたが、天皇は即座に「強制になるということではないことが望ましい」と、やんわりと、だが毅然と否定した。
公式の場で天皇から言質を取ろうとした米長の発言は許しがたいが、即座に適切な言い方で反応した天皇の反射神経の良さと頭の良さには驚嘆した。「強制になってはいけない」というのは、政府見解でもあったのだから、政治的発言として問題にもならない。
当たり障りのない言い方だったが、米長は大恥をかいた。人格の差をこれほど感じたシーンは記憶に  ない。


3 即位に当たっての発言

天皇は即位に当たって「憲法を守る」と言われた。
もとより、憲法第99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、こ  の憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と書いてあり、天皇が「憲法を守る」のは当然である。
保守的な勢力の一部は、この発言にある意味ショックを受けたかも知れない。


天皇の退位はある意味寂しいことではあるが、次の天皇も今上天皇の意思を次いで、「象徴天皇としての役割」を果たしてくれるだろうと信じている。
  

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