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チェロ小品集/ジャクリーヌ・デュ・プレ



チェロ小品集/ジャクリーヌ・デュ・プレ

曲目
ブルッフ/コル・ニドライ
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ ピアノ:ジェラルド・ムーア

バッハ/ソナタニ長調BWV1028~アダージョ、アレグロ
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ チェンバロ:ロナルド・キンロック・アンダーソン

バッハ/トッカータ、アダージョとフーガハ長調BWV564~アダージョ
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ オルガン:ロイ・ジェッソン

ファリャ/7つのスペイン民謡~「ホタ」
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ ギター:ジョン・ウィリアムズ

サン・サーンス/組曲「動物の謝肉祭」~「白鳥」
チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ ハープ:オシアン・エリス

1962年録音


ジャクリーヌ・デュ・プレは1945年イギリス生まれ。
1961年に16歳でデビューし、天才チェリストとして脚光を浴びる。
1966年、ピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイムと結婚。その後多発性硬化症を発症し、1973年に事実上引退した。
演奏活動はわずか12年だったが、今でも20世紀を代表するチェリストの一人と認められている。
その後は闘病生活を送り、1987年に死去した。42歳だった。


彼女の悲劇的な生涯は、1998年に映画化された。



イギリス映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」
監督 アナンド・タッカー
主演 エミリー・ワトソン

ジャクリーヌの姉ヒラリーの原作によるこの映画は、非常にスキャンダラスな内容であるとして物議をかもした。
バレンボイムからの訴訟を恐れ、フランスでは公開されなかったこともあり、興業的には失敗だったようだ。
エミリー・ワトソンの一種暗い雰囲気が印象的な映画だった。

・・・・・・

今回取り上げる5曲は、著作権保護期間が過ぎたものがネット配信されているもので、写真のCDには1960年代後半に録音された何曲かが一緒に収められている。
デビューの翌年、17歳の時の録音である。
5曲を並べて見ると伴奏楽器が全て異なっていて、当然のことながらそれぞれ別の伴奏者を起用しており、ジェラルド・ムーアのような大物も登場する。
ちなみにジョン・ウィリアムズはオーストラリア出身の著名なギタリストで、映画音楽で有名なアメリカの作曲家とは別人である。

非常に力強く、情熱的な演奏で知られるデュ・プレだが、ここでは小品集ということもあり、肩の力が抜けた感じで伸び伸びと演奏している。
何よりもサポートする面々が、若い才能を慈しむように、大事に大事に見守っているような雰囲気が心地よい。
これを聴きながら、失ったものの大きさに想いを馳せる。

・・・・・・

実を言うとこの小品集に注目したのは、5曲目に登場するオシアン・エリスというハープ奏者の名前に目が留まったからだ。
オシアン・エリスはウェールズ出身のハープ奏者で、ロンドン交響楽団の首席奏者を務めていた。1983年の日本公演(クラウディオ・アバド指揮)でも来日している。
この人は、ハープを弾きながら歌うという風変わりな活動を行っていた。
その録音は、その当時は探せなかったが、今回久しぶりにオシアン・エリスの名前を見たので、ネットで検索して見たところ、ソング・ウィズ・ハープというCDが見つかったのである。
そのCDについては改めて。
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