FC2ブログ

ジャズ・ヴォーカルWithジャズの巨人


小学館のJAZZ VOCAL COLLECTION

第27巻は「ジャズ・ヴォーカルWithジャズの巨人」
ジャズの巨人たちと歌手の競演。
ビッグネームが歌手の伴奏、いわゆる「歌伴」をやるというパターンを集めたものだ。

収録曲
1 マイ・フーリッシュ・ハート/トニー・ベネット&ビル・エヴァンス
2 ワルツ・フォー・デビイ/モニカ・ゼタールンド&ビル・エヴァンス
3 ザ・マン・アイ・ラヴ/ジョニ・ミッチェル&ハービー・ハンコック
4 ユー・ウォント・フォーゲット・ミー/シャーリー・ホーン&マイルス・デイヴィス
5 俺らはないものだらけ/エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
6 ゼム・ゼア・アイズ/アニタ・オデイ&オスカー・ピーターソン
7 イッツ・クレイジー/サラ・ヴォーン&クリフォード・ブラウン
8 ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/ヘレン・メリル&クリフォード・ブラウン
9 オール・オブ・ミー/ビリー・ホリデイ&レスター・ヤング



ビル・エヴァンスと歌手との共演は少ないと思う。
1のトニー・ベネットはポピュラー歌手、ジャズ歌手として活躍し、アメリカを代表する歌手である。

2はスウェーデンのジャズ歌手モニカ・ゼターランドが、ビル・エヴァンスの名曲にスウェーデン語の歌詞を載せて歌ったもの。
この2人の共演に関しては次回の記事で。

3はシンガー・ソングライターとしてロックの殿堂入りも果たしたジョニ・ミッチェルとハービー・ハンコックの競演。サックスにはウェイン・ショーターが参加している。

マイルス・デイヴィスが歌手と共演したのは珍しい。
4のシャーリー・ホーンについてはよく知らないのだが、マイルスが認めた実力者と言えるだろう。
この曲はシャーリー・ホーンのアルバムの中で、1曲だけマイルスが共演したという形になっている。

5はエラ&ルイという2人の大歌手が共演したもののひとつで、アメリカを代表する作曲家ガーシュインのオペラ「ポーギーとベス」からの1曲である。
オーケストラによる重厚なサウンド、サッチモのトランペット、2人の大歌手の対照的な歌声と、ジャズのエッセンスが詰まっている楽曲で、大げさに言えばアメリカ文化の一番いい面が十分に現れた演奏だと思う。
1957年にしては録音も明瞭だ。
これについては改めて記事を書きたいと思う。

6はアニタ・オディとオスカー・ピーターソンの鬼気迫るような共演。
ピーターソンは比較的歌伴もやっているようだ
超絶技巧のピアニストというイメージが強いが、ここでもその技巧は十分に発揮されている。
ハーブ・エリスのギタープレイも聞きものだ。

残りの3曲についてはほとんど説明不要だろう。
大御所たちによる極めつけの名演ばかりである。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア