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注連寺の七五三掛桜(山形県鶴岡市)

注連寺の七五三掛桜
山形県鶴岡市
撮影 2017.5.2









酒田に向かう途中、今回はチャンスと思って注連寺に行って見たが、まだ見頃ではなかった。
寺の公式HPによると4月24日には開花したらしいのだが、開花から8日経ってもこの状態だ。
この4日後、5月6日に満開になったようなので、帰り(5日)に寄ればよかったかも知れない。

湯殿山注連寺は825年、弘法大師が開いたとされる。
「注連」とは注連縄(しめなわ)のことで、開祖である弘法大師が桜に注連縄を掛けたという言い伝えによる。
注連縄の締め方は、中途に7本、5本、3本の縄を通して下げる七五三掛(しめかけ)で、このことから、注連縄は「七五三縄」とも書く。
注連寺は出羽三山の参道の入口に当たり、この参道が「七五三掛口」と呼ばれたのはこのことに由来する。

かつて注連寺から先は女人禁制であったため、ここは女人の参詣所として大いに賑わったが、明治以降は次第に廃れてしまった。
1951年に作家の森敦が注連寺に滞在した。そのころの注連寺は破れ寺の様相だった。
森敦はそれから20年後に、ここを舞台にした小説「月山」を発表し、当時最年長で芥川賞を受賞して話題になった。







注連寺の建物は、羽黒山神社にも通じる豪雪地帯ならではの建築で、柱梁とも非常に太く、豪快なものである。
屋根に積もった雪が片側だけ落ちると、荷重のバランスが崩れて反対側に傾いてしまう。それを防ぐために斜めの支柱で支えているのが豪雪の凄まじさを感じさせる。このことは小説「月山」の中で、寺の「じさま」が語っている。




注連寺前から見た風景。
整った形のオオヤマザクラが残雪の山に映える。


次回は今年の最終回、西蔵王牧場の大山桜
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