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ビワコカタカイガラモドキ(カイガラムシの仲間)



ビワコカタカイガラモドキ

今シーズンはホオジロの仲間が少なかった。
アオジも例年に比べて少なかったが、特にその少なさが際立っているのがカシラダカとオオジュリンである。
今日は芦原での観察だったが、1羽も見られなかった。

オオジュリンは葦の皮を嘴で剥いで、カイガラムシの仲間を食べると言われている。
冬の芦原ではその時の「パチパチ」という音が聞こえることが多い。
オオジュリンに限らず、芦原で見られる多くの鳥がカイガラムシを重要な栄養源としているようだ。

カイガラムシは「カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科」に分類される昆虫の総称であると言う。
Wikiによれば、世界で約7300種が知られており、多くが果樹や樹木の害虫だが、いくつかの種が分泌する物質や色素が経済的に利用されていて、いわゆる益虫とされているものもある。

オオジュリンなどの鳥が食用としているのは、カメムシ目カタカイガラモドキ科に属する、ビワコカタカイガラモドキという種類らしい。
写真のオレンジ色に見える部分が虫の本体で、周囲に白く見えるのは排泄物である。
本体は薄片を接着剤で張り付けたような形状だが、はがして見るとある程度の厚みがあり、意外と柔らかい。
拡大して見ると「薄くスライスした干しイモのよう」と鳥見仲間が表現した。

多くのカイガラムシでは、口吻を植物に差し込んで栄養を摂取し、動かずに一生を固着した生活を送る。
脚や触角、目も退化して消失し、とても昆虫のようには見えない。
固着性が強いのは雌で、雄の成虫は脚があって動ける種類もあるという。
ただ、カイガラムシの仲間には様々な種類があるので、ビワコカタカイガラモドキがそうであるかはわからない。
カイガラムシに関してはウェブ上でも情報が少なく、分類学でも混乱が見られるという。

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