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HAP-Z1ES


自分は2011年から、音楽再生にCDプレーヤーを使っていない。全てパソコンでの再生である。
もちろん、パソコンのCDドライブで再生するわけではない。音楽データは外付けのHDDに保存してあり、パソコンにインストールした専用ソフトで再生する。
再生されたデジタル信号はUSB端子から出力し、DACに入力。ここでアナログに変換される。あとは通常のオーディオと変わらない。
いわゆる「PCオーディオ」だが、USB端子を使用することから「USBオーディオ」とも呼ばれる。

当たり前のことだが、デジタルオーディオと言っても最終的に出てくる音はアナログである。
どこかでアナログに変換しなければいけないので、DAC自体はどこかに入っているわけだ。
CDプレーヤーも、携帯音楽プレーヤーもDACを内蔵している。
「USBオーディオ」のキモはDACである。現在、USB入力を前提にしたDACは「USB-DAC」と呼ばれ、さまざまな製品がリリースされている。

自分は2011年にラックスマンの「DA-200」を購入したのが始まりで、その後TEACの「UD-501」に変えた。
「DA-200」はDSD再生が出来なかったのが理由である。

再生ソフトは、TEACが配布しているものと、定番のフリーソフト「foobar2000」を使って来た。
再生は至って簡単。パソコンの画面で、エクスプローラーから聞きたいファイルをいずれかの再生ソフトの再生画面にドラッグ&ドロップするだけ。
「PCオーディオ」としては一番簡単な方法で、オーディオマニアでもパソコンオタクでもない、一介の音楽好きとしてはわかりやすいのがありがたい。

この方法にはひとつ大きな問題がある。それは再生にパソコンを使うということである。
パソコンはそもそも音楽再生には適していない。ノイズの塊だという指摘もある。
音楽専用に1台用意できるのならばいいが、実際には1台のパソコンで色々な用途をこなしている。
音楽を再生しながら、インターネットで何かしたり、写真の整理をしたりすることもできるが、そういうことが音楽再生にいい影響があるはずがない。
それでなくてもパソコンはバックグラウンドで色々な仕事をしている。
要するにこのやり方には限界を感じるようになった。使っているUSB-DACに不満があったわけではない。

音楽再生にパソコンを使いたくないというのは共通の悩みのようで、「ネットワークプレーヤー」を使う人も多い。
これは音楽ファイルはNAS(ネットワーク内に置くHDDのようなもの)に置き、再生は専用のプレーヤーで行う。
NASを使う理由は、普通の外付けHDDだとパソコンを経由しなければいけないからである。
NASを使えば音楽再生にはパソコンが不要になる。
ただ、この方式には設定などに若干難しいところがあるようで、USBオーディオよりもハードルが高いと言われている。(私は試したことがないので、よくわからない)


2013年に、ソニーが新しい提案をした。
それが「HAP-Z1ES」だ。
その考え方は、プレーヤーにHDDを内蔵させ、パソコンを使わずにプレーヤー本体だけで再生するということである。

大抵の人は、音楽データ本体は外付けHDDに入れてあるだろう。
HAP-Z1ESは、パソコンにつないだ外付けHDDから内蔵HDDにファイルをコピーする。
自動コピーの設定にしておけば、新しく入れたファイルを検出して自動でコピーしてくれる。
つまり内蔵HDDはバックアップにもなる。

冷静に考えると、この方法が一番いいように思える。
NASも必要ない。面倒な設定も必要ない。

この機種は、再生時に全てのファイルをDSD5.6MHzに変換して再生するおとが出来るようになっている。
DSDを最も知り尽くしたソニーの判断ということだろう。

再生時にパソコンが必要ないので、逆にパソコンで好きなことが出来る。
音楽再生は
 HAP-Z1ES⇒P-700u⇒HD-800
と、極めてシンプルになった。
オーディオ機器なので一番重要なのは音質だが、それにについても申し分ない。


いいことづくめのようだが、実際はそうでもなかった。
初日はよかったのだが、その後続々と新たな問題が噴出して来ることになる。

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