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グールドのブラームス


ブラームス
■4つのバラードOP10
■2つのラプソディOP79
グレン・グールド
録音 1982年
1983年発売のLP

これは確かグールド最後の録音だったと思う。
その暗く陰鬱な響きには衝撃を受けた。まるでグールドの遺言のように感じられた。
特にバラードの第3曲、「間奏曲」とも題される1曲は、終生忘れられない印象を与えてくれたように思う。
晩年の作品のようにも思えるのだが、作品番号からわかる通り、21歳の作品である。
「バラード」とは本来、物語性を持った音楽だが、この作品の場合、1曲目を除くと物語性は希薄であるとされる。
むしろ第3曲の「間奏曲」をスケルツォと解釈して、4楽章のソナタとして鑑賞するのもありかと思う。
いずれにしても、ブラームスの別の一面を見た想いが印象的だった。

グールド、死の直前49歳の録音。
秀逸なデザインのジャケットを眺めながら、これを聴いてから33年も経ってしまったことに想いを馳せる。

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