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ワーグナー/歌劇「タンホイザー」(サヴァリッシュ指揮)


ワーグナー/歌劇「タンホイザー」
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイロイト祝祭管弦楽団
1962年録音のLP

配役
タンホイザー:ヴォルフガンク・ヴィントガッセン
ヘルマン:ヨーゼフ・グラインドル
エリーザベト:アニア・シリア
ウォルフラム:エーベルハルト・ヴェヒター
ヴァルター:ゲルハルト・シュトルツェ
ビテロルフ:フランツ・クラス
ハインリヒ:ゲオルク・パスクーダ
ラインマル:ゲルト・ニーンシュテット
ヴェーヌス:グレース・バンブリー
牧童:マルガレーテ・ガルデッリ


ワーグナーの主なオペラ作品を完成順に並べて見る。
 リエンツィ 1838
 さまよえるオランダ人 1841
 タンホイザー 1845
 ローエングリン 1848
 ラインの黄金 1854
 ワルキューレ 1856
 トリスタンとイゾルデ 1859
 ニュルンベルクのマイスタージンガー 1867
 ジークフリート 1871
 神々の黄昏 1874
 パルジファル 1882

個人的にはかなり苦手なのだが、ワーグナーの最も重要な作品が「ニーベルングの指環」4部作であることは言うまでもない。
作曲家人生の後半、多くの部分をこの4部作に費やしていることがわかる。
いささか取っつきにくいワーグナー作品だが、比較的初期に書かれた「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」「ローエングリン」あたりが聴きやすい作品と言えるだろう。

「タンホイザー」は、正式には「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」と言う。

タンホイザーは、吟遊詩人として歌う騎士たちのひとりである。
彼はエリーザベトと愛し合っていたが、ふとしたことから官能の世界に憧れるようになり、愛欲の女神ヴェーヌスが支配するヴェーヌスベルクに赴く。
夢の中で故郷を思い出し、我に帰ってヴェーヌスベルクから脱出したタンホイザーは、ヴァルトブルクの領主や親友に説得され、ヴァルトブルクに帰ることを受け入れ、エリーザベトと再会する。
ちょうどその日は歌合戦が開かれる日であった。課題は「愛の本質について」。
他の騎士達が女性に対する奉仕的な愛を歌うのに対し、タンホイザーはヴェーヌスベルクの愛欲の世界を讃える歌を歌ったために追放処分となり、ローマ教皇の許しを受けるために巡礼の旅に出る。
ローマから巡礼の一団が戻ってくるが、タンホイザーの姿がいないのを見て、エリーザベトは自らの死をもってタンホイザーの赦しを得ようとする。
そのあと、タンホイザーは戻って来る。
タンホイザーは教皇に赦しを得られず、破門されたのだった。
絶望したタンホイザーは、再びヴェーヌスベルクに戻ろうとしたが、エリーザベトの葬列を見て我に帰り、異界は消滅する。タンホイザーはエリーザベトの亡骸に寄り添い、息を引き取る。
そこにローマ教皇から許しが下りた知らせが入って幕となる。

純粋な乙女が犠牲になることによって魂が救済される、というワーグナー的世界観が色濃く表現された作品で、そういうところはワーグナーそのものと言った感じだ。

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