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甲神社のヤマザクラ(茨城県常陸大宮市)

甲神社のヤマザクラ
茨城県常陸大宮市
撮影 2016.4.10

現在は合併して常陸大宮市となっているが、合併前の地名は大宮町である。
昔は部垂村(へたれむら)と言った。
14世紀ごろ、常陸平氏の子孫である河崎頼幹によって、久慈川西岸の台地に部垂城という城が築かれた。現在では大宮小学校が建っているところである。
戦国時代、宇留野義元が部垂城を攻略、部垂義元と名乗ったが、義元は兄佐竹義篤に攻められて討ち死にする。
その後部垂の家臣団は、佐竹の秋田移封に伴って秋田の大館に移住する。
大館には現在でも部垂(へだれ)という地名が残っているそうだ。

こちらでは「へたれ」という名前は語呂が悪いとして村民から改名願いが出され、1843年に認められて大宮村になった。
そもそも「大宮」とはこの甲神社のことであるとされている。




甲神社のヤマザクラは、こういう場所の桜の例にもれず非常に背の高い桜で、かなりの古木であると思われる。




本殿裏手にある若い桜。
カエデの新緑とのコントラストが美しかった。


次回は雪入の山桜(茨城県かすみがうら市)
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