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冨田勲の「展覧会の絵」を聴く

作曲家でシンセサイザー奏者の冨田勲氏が5日、84歳で亡くなった。

NHKを始めとする多くのテレビ番組、映画等の音楽を手掛けたほか、シンセサイザー音楽の草分け的存在として、世界的に有名である。

冨田氏は1969年、ワルター・カーロス(その後性転換してウェンディ・カーロスと名乗る)の「スイッチト・オン・バッハ」に触発され、2年後の1971年にモーグ・シンセサイザーを個人輸入する。
当時のシンセサイザーは非常に高価であり、かつ巨大でとても楽器に見えないものであったため、税関で非常に苦労したという話は有名である。
これが楽器であることの証明写真として、キース・エマーソンの演奏写真を使用したということがWikiに出ていた。
キース・エマーソンは1970年にはエマーソン・レイク&パーマーを結成し、そのシンセサイザープレイが評判となっていた。

1974年にリリースされた「月の光」は、ドビュッシーの作品をシンセサイザーで表現したもので、シンセサイザー音楽として発売された初めてのアルバムである。
アメリカで発売され、グラミー賞にノミネートされた。




1975年、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」をシンセサイザーで演奏する。
今のコンピューターによる打込みとは違う。当時はアナログな方法で何十回も多重録音を重ねたもので、
若干古さは感じるものの、今聴いても凄いと思う。


テレビドラマの音楽で初めてシンセサイザーを用いたのは、1973年のNHKドラマ「波の塔」(松本清張原作)である。
このドラマは、女優竹下恵子の実質上のデビュー作で、その鮮烈さは今でもよく覚えている。
一般の視聴者はシンセサイザーの音を初めて聴き、「この楽器は何か」という質問が局に寄せられたという。
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No title

初めて買ったLPが富田勲の惑星でした。中学生でしたが、ラジオで聴いてとても驚いてどうしてももっと聴きたくて、お金を貯めて買いました。
波の塔のことは小さくて?記憶にありませんが、きっと衝撃的だったでしょうね。

No title

今日の料理のテーマと新日本紀行が聴きたくてNHKのCDを買いました。とっても残念です。

No title

> えみこちょさん
ありがとうございます。
「惑星」も面白かったですね。その他に「火の鳥」もありました。
波の塔のことは今でも鮮明に覚えています。やっぱり感銘が大きかったんだと思います。

No title

> AOR9957さん
ありがとうございます。
そういうCDもあるのですね。「新日本紀行」はやっぱり一番有名なんですね。
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