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1990年の撮影から~全日空のトライスター

現在、アメリカの民間旅客機市場では、ボーイング社の一人勝ちになっている。
何しろ最大のライバルだったマクダネル・ダグラスを吸収してしまったのだからまさに1強時代だ。

ロッキード社は、現在では軍用機に強いイメージがあるが、プロペラ機の時代はそうではなかった。
ロッキード社の旅客機としては、エレクトラ、コンステレーション、スーパーコンシテレーションなどが知られている。特にスーパーコンステレーションは史上最も美しい旅客機として有名だ。
ボーイングは逆に軍用機が得意なメーカーだったが、大型ジェット機B707が成功し、その後は民間旅客機市場で世界をリードし続けている。

L-1011は、ロッキード社が再び民間機市場に参入した注目の機体である。
3発機であることを象徴して「トライスター」という愛称が付けられた。
当時のハイテクを駆使した機体で、直接のライバルはDC-10だった。

ロッキード社は「トライスター」を開発するに当たり、エンジンをロールスロイス社の新型エンジンRB211に決定した。
ロールスロイスはこのエンジンの開発に手間取り、ついには倒産して一時国有化された。
RB211の開発が躓いた原因のひとつが、バードストライク試験に合格できなかったことである。
結果、「トライスター」は開発が遅れ、DC-10との競争に後れを取った。
そこで全日空に対して強引な売り込みを仕掛け、ロッキード事件を引き起こすことになる。







1990年5月4日
成田空港、ターミナルから
JA8509

この日「トライスター」で香港に行ったのだが、この機体ではなかった。
機体後部に書いてあるレジ番号は正確に読めないのだが、日本の機体はノーズギアのカバーに下2桁が書いてある。
ここに「09」と書いてあるのでJA8509であることがわかった。




JA8521
これが実際に搭乗した機体。




香港、啓徳(カイタック}空港に着陸。
山側からのスリリングな着陸が名物だったが、この時は海側からの着陸だった。
現在は使われておらず、チェクラップコク空港(舌を噛みそう)が使われている。

日本航空、キャセイ・パシフィック航空、マレーシア航空、中国東方航空、エア・インディアの機体が見える。
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