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キングズ・シンガーズ/フレンチ・コレクション


キングズ・シンガーズは、1968年、ケンブリッジ大学のキングズ・カレッジの学生を中心に結成された声楽グループ。
メンバーの変遷はあるものの、現在まで40年以上に渡って活動を続けている。
レパートリーは、宗教曲、ルネッサンス期の世俗音楽、現代曲、フォークソング、ポップスまで極めて幅広い。
最近の活動についてはほとんど知らないが、オリジナルメンバーによる録音はいくつか聴いている。
LPのデジタル化をするに当り、古いレコードを色々物色している中で、ちょっと懐かしかった。

キングズ・シンガーズとしては最初期の録音で、有名になったイギリスのエアーとマドリガル集よりも、録音時期としては古い。
ルネッサンス期フランスの世俗音楽をA面、近代フランスの作曲家プーランクの宗教曲と世俗曲をB面にセットにしたもので、なかなか面白い選曲の1枚である。

01 ジャヌカンーヴェルドロ/戦争
02 ジャコタン/パリに3人娘がいた
03 パスロ/私の夫は美男でお人よし
04 ヴィラールト/愉快に出かけよう
05 セルトン/ラ、ラ、ラ、それは言えない わたしには
06 ヴィラールト/金がないのは
07 モルナーブル/私は知らない
08 ド・ヴュイルドゥル/われは紡ぐ
09 アルボ/わが命を支える美しき人よ
10 ル・ジュヌ/私の耳の中にいる蚤は
11 ル・ジュヌ/やさしい恋人は
12 プーランク/アッシジの聖フランチェスコの4つの小さい祈り
13 プーランク/酒飲み歌
14 プーランク/きれいな娘さんよ
15 プーランク/クリック、クラック、木靴ダンスを踊れ
16 プーランク/パドヴァの聖アントニオのラウダ

ナイジェル・ペリン(カウンターテナー)
アラステア・ヒューム(カウンターテナー)
アラステア・トンプソン(テナー)
アンソニー・ホルト(バリトン)
サイモン・カーリングトン(バリトン)
ブライアン・ケイ(バス)

デイヴィッド・マンロウ/ロンドン古楽コンソート(03~11)


ジャヌカンの作品は、近年クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの活動などもあり、比較的よく聴かれているようだ。
声による情景描写という点では、有名な「鳥の歌」にも通じる「戦争」がA面の聴きもの。
B面のプーランク作品は、宗教に題材を採った2曲が世俗的な3曲を挟んだ構成。
ハーヴァード大学グリークラブのために書いた「酒飲み歌」、その独特なリズムとメロディが耳について離れなくなる「クリック・クラック・木靴ダンスを踊れ」など、まず聴く機会のない曲として貴重な録音である。

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