FC2ブログ

アルゲリッチ、バッハ作品集


収録曲
 トッカータハ短調BWV911
 パルティータ第2番BWV826
 イギリス組曲第2番BWV807
1979年録音

これが発売になった頃はまだLPレコードの時代。
その頃レコードを買いに行ったのは、中古盤では御茶ノ水のディスク・ユニオン、輸入盤では秋葉原の石丸電気である。
石丸電気は3号館(1階から+6階までレコード売り場の、いわゆるレコードセンター)が主だが、輸入盤に関しては本館の方が充実していた。
1990年代には、つくば市にも石丸電気があって、ここにも輸入盤がたくさんあった。今では考えられない。
今では石丸電気そのものが存在しない。今は昔の話である。
ディスク・ユニオンは健在で、今でも東京に行けば必ず行く。


石丸電気では、レコードを買う際に買い手が盤面に傷がないかどうかを客がチェックし、傷があれば交換してもらう。
国内盤では稀なのだが、輸入盤では結構ひどいものがあった。
当然店では傷物のストックが出来るので、何か月かに一度、傷物バーゲンを行う。これが結構面白かった。
一口に傷と言っても、表面だけの傷、音に出る傷、針飛びする傷がある。問題ないかどうかを見極めるのも買物のコツのひとつ。手作業で傷を修復しようとする猛者もいた。
盤面が汚れているだけのものはお買い得である。汚れは除去できるからだ。
盤面の汚れは、酢酸ビニル系の接着剤(木工用のボンド)を一面に塗って、乾いたらはがす。これで単なる汚れは完全に除去できる。この方法は色々に応用が利くので覚えておいて損はない。

極端な反り、割れ、焼け、なんていうものもある。火事にでもあったのだろうか。
煙草の灰が付着しているもの。さほどの影響はないが、そういうレーベルは信用できない。
結構多いのがプレスミスで、具体的には表面に気泡が出来ているものである。これはプレーヤーにかけるのは危険で、事実上聴くことが出来ない。ただ、2枚組で1枚がプレスミス、1枚は健全などというものがあるので、そのあたりは妥協して買う。
中身違いは勿論、ジャケットなしなんて言うものもある。うまくしたもので、白ジャケットというものを売っていて、自分で書いたりした。
究極は中身なしというもので、ジャケットだけ50円ぐらいで売る。


アルゲリッチのバッハ作品集は、そのバーゲンで買った記憶がある。
アルゲリッチとバッハという組み合わせは、当時やや意外な印象があったが、聴いてみると評価は一変した。バッハは実際アルゲリッチには向いていると思う。
アルゲリッチが平均律を弾いたらどんな風になるのだろうか、などと想像するのは楽しい。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア