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土浦全国花火競技大会(5) 幻想イルミネーション


















撮影 2014.10.4

土浦の大会は
 10号玉の部
 創造花火の部
 スターマインの部
の3部門が行われるが、特にスターマイン部門は日本一決定戦とも言われている。
ただ何度も言うように、土浦の審査はあまり信用できないので、勝敗は見る人それぞれが判断すればいいと思う。
土浦のスターマイン競技には、各花火師が持てる最高の技術を結集した作品を投入して来るので、22作品のいずれも見逃せないが、今年の大会では、58番(野村花火工業)、59番(齋木煙火本店)、60番(和火屋)の3作品が連続する中盤が注目された。19:40前後(実際には時間が押したために20時前後)の比較的早い時間での登場である。
帰りの混雑を嫌って早めに帰る客、帰り時間が決まっている団体客でも、この時間ならば見られるだろう。
ここで「そのために野村花火を58番に持って来たのではないか」という疑いが、ふと頭によぎった。


ここ数年、花火の色は格段に多様になり、美しくなった。
特にピンクやブルー系のパステルカラーが増えて、虹色を表現する花火も増えて来た。
加えて、今年の傾向で特に感じたのは、色が変化する星が増えて、かつ複雑になって来たことである。

もともと色が変化する星は日本の花火のお家芸である。
割物の代表である菊花火でも、最後に先端が変化するものを変化菊といい、10号玉の玉名でお馴染みだ。
昨今では、ひとつの星が何回も、難色にも変色する星が多用されている。
変化するタイミングをずらして、花火が回転しているように見えるという、手が込んだものもある。
色が変化する星を作るには、配合が異なる火薬を層状に重ねていくわけだが、そのタイミングをずらすためには、微妙に重ね方を変えた何種類もの星を間違いなく並べてひとつの玉を作る作業が必要で、恐ろしいほどの手間暇がかかっていることが想像できる。
そんな手の込んだ玉をふんだんに使って、ひとつのスターマインという作品に仕上げているわけだ。
我々が想像する以上に、凄いものを見せてもらっていることは間違いない。

ここでは野村花火工業のスターマイン「幻想イルミネーション」を見ながら、その色の美しさや変色のタイミングなどを感じとれたらと思う。
スチル写真ではなかなか表現しにくいところもあるが、スチル写真で初めて見えるものもある。
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