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恐怖の頭脳改革/エマーソン・レイク&パーマー


前回、アルゼンチンの作曲家アルベルト・ヒナステラのことを調べていたら、意外なCDにヒットした。
それがエマーソン・レイク&パーマーのアルバム「恐怖の頭脳改革」である。

エマーソン・レイク&パーマー(ELP)は、1970年代に活躍したロックバンド。
キングクリムゾン、ピンクフロイド、イエスと並んで、プログレッシブ・ロックに於ける4大グループとされる。

「恐怖の頭脳改革」は1974年の作品で、ELPの最高傑作と言われている。

収録曲
■聖地エルサレム
■トッカータ
■スティル…ユー・ターン・ミー・オン
■用心棒ベニー
■悪の教典#9
(ボーナストラック)
■聖地エルサレム (ファースト・ミックス)
■悪の教典#9第3印象 (オリジナル・バッキング・トラック)
■「恐怖の頭脳改革」抄録 (NME付録ソノシート収録1973)

「聖地エルサレム」は、18世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの詩に、サー・チャールズ・ヒューバート・パリーが曲をつけた合唱曲で、一般に「エルサレム」の名で知られる。
第一次世界大戦中、イギリス国民の愛国心を高揚させるための音楽という側面もあったようだ。
ロンドンの夏の風物詩であるコンサート・シリーズ「プロムス」でも必ず演奏される。
2012年のロンドンオリンピック開会式でも演奏されたように記憶している。

2曲目の「トッカータ」が、ヒナステラのピアノ協奏曲第1番の編曲である。
原曲を知らないので何とも言えないが、ヒナステラはこの編曲を絶賛したそうだ。

やや軽めの2曲を挟んで、30分を超える「悪の経典#9」
ロック音楽における器楽の面白さを存分に味わえる大作で、第1印象~第3印象と名付けられた3つの部分から成る。
さながら3楽章の交響曲のような作品で、キースのオルガン、ピアノ、シンセサイザーを縦横無尽に駆使したキーボード・プレイは圧巻である。
特に第2印象におけるピアノプレイの見事さは特筆に値すると思う。
それは自分がクラシック聴きなので、そういう印象が強いのかも知れない。
クラシックの素養が深いキース・エマーソンだけに、ELPにはクラシックを題材にした楽曲が多い。
ELP結成の前に在籍したナイスでも、チャイコフスキーの交響曲第6番の第3楽章をアレンジして演奏したほどだ。

当CDには3曲のボーナストラックが収められている。
これはこれで別に聴いた方がいいと思う。続けて聴くと全体の印象が散漫になってしまうから。
最後の抄録は音質も悪いし、何が何だかよくわからなかったが、NME-イギリスの音楽雑誌ニュー・ミュージカル・エクスプレス-の付録のソノシートだそうだ。(ソノシートがわかる人はもう少ないだろう)

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