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那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館

建築家、隈研吾の設計により2000年3月竣工。
2000年11月に訪問して以来なので、13年ぶりになる。



プランは単純な長方形の平面に切妻屋根を架けた極めてシンプルなもの。
壁も屋根も木製のルーバーで覆われていて、”ルーバー派”として極めた印象がある作品。
鉄骨造にそれなりの仕上げを施した上に、木製のルーバーを取り付けるという方法が採用されている。
13年経過して、いい感じに古びて来た感じで、設計の意図がよく生かされているように思う。
基本的に竣工当初と変わりなく使われているのが好ましい。




エントランス廻り
向かって右に美術館、左にレストランがある。
通り抜けると奥に庭園が広がっているのは、日本庭園の手法だと思う。





右側に美術館のエントランス
左はレストラン
ルーバーを通して光が降り注ぐ。
この部分の屋根には、網入りガラスの波板が使われていて、その上に木製のルーバーが重なっている。
天井にも木製のルーバー
ガラスを2段のルーバーでサンドイッチすることで、自然光をコントロールする。




庭園と、軒先のディテール
このあたりの雰囲気は後の根津美術館を思わせるが、より洗練された印象がある




軒先廻りのディテール




正面軒先廻り



この頃、隈研吾は「石の美術館」「那須歴史探訪館」など、栃木県那須周辺でいくつかの作品を手がけた。
いずれも抑制の利いたデザインが好ましく、個人的には隈研吾作品の中でも最も優れた作品群ではないかと思う。
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