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ルリビタキ@明治神宮

ルリビタキ
スズメ目ツグミ科
体長14cm
撮影 2011.1.12 東京都渋谷区明治神宮




数百メートル先には雑踏があります。ある意味、東京で最も見所の多い通りの末端。
そんなところにある鬱蒼とした森林。東京はやっぱり面白いところだと思います。

この日のルリビタキは、♂成鳥、♀(と思われる個体)、♂(第2回冬羽あたり)の、少なくとも3個体は観察できました。
前回のオシドリの写真でもそうですが、鬱蒼として暗いのが撮影には厳しいところです。

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2年前(2009年)の暮れのこと。
この時期、明治神宮にはよく行きます。ここは有名なオシドリの越冬地だし、ルリビタキやヤマガラなどの冬鳥が間近で見られるほか、比較的クロジが観察しやすい場所なのです。
原宿駅の方から入って本殿に向かうと、左手に明治神宮御苑というところがあります。ここだけは有料です。
御苑に入ろうとすると、受付で
「かなりお待ちいただくことになりますがよろしいですか」
というような事を言われました。
何のことかわかりませんでしたが、御苑内には「隔雲亭」という茶席があるので、そこで何か催しでもあるのだろうと勝手に解釈し、自分には関係がないのでそのまま入りました。
大体いつも菖蒲田当りまでの間で、適当にヤマガラやルリビタキなどを観察するだけなので、この日もそんな感じで特に人の列に出会うこともなく帰って来ました。

御苑の奥にある清正の井戸に並ぶ人の行列のことだということはあとからわかりました。
加藤清正に由来すると言われる清正の井戸ですが、これがパワースポットとやらのブームに乗って、最大で5時間待ちにもなっているというニュースに唖然としました。

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島田秀平という人を知っていますか?
私は知らないのですが、手相芸人という変わった肩書き(?)を持っている人です。
この人がテレビで紹介したことがきっかけで、爆発的なブームになったということらしいですね。

何でも、その井戸の写真をケータイで撮影して待ち受け画面にするといいことがある、ということをこの人が思いついて、広まった話のようです。
もちろん、ここがパワースポットであるという一種の都市伝説は以前からあったわけです。
ケータイの待ち受け画面にするというところが今風で、そこに多くの人が乗ったのでしょうか。
イワシの頭も何とやらで、信心は自由だけれど、最近はことほど左様に、話題になると皆が飛びつく傾向が顕著で、私などから見ると非常に違和感があります。
本でも音楽でも映画でも同様。話題になったものは無茶苦茶売れるけれど、そうでないものはさっぱり売れないというのは最近よく見られる傾向です。



ついにはこんな札が立ちました。
今は入場券と一緒に整理券が渡されます。私も入口で渡されましたが、いらないと言って断わりました。

明治神宮には拝観料はありません。
御苑だけが有料(500円)です。
清正井のご利益がどれほどのものかは不明ですが、少なくとも明治神宮に利益をもたらしたことは間違いないようです。

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2009年の3月、明治神宮ではオオコノハズクでひと騒動がありました。
カメラマンが大挙して参道に三脚を立て、一般参拝者の通行の妨げになったので、警備員との間でひと悶着あったようです。
警備員曰く「ここは信仰の場所であって、野鳥撮影の場所ではない」
それはそれでもっともですが、それが原因かどうかは不明ながら、結局一部カメラマンの極めて不愉快な行動により、オオコノハズク騒動は幕を下ろしました。

明治神宮は、このパワースポット人気に違和感は感じていないのでしょうか。ちょっと聞いてみたい気がします。
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