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北殿のエドヒガン(長野県南箕輪村)


北殿のエドヒガン
長野県南箕輪村
撮影 2013年4月14日

このあと駒ヶ根から飯島町方面に行こうかと考えていたが、これから家と反対方向に行くにはさすがに疲れた。
歩き疲れたというより、花に疲れたというべきか。実際「花疲れ」という言葉があるそうだ。晩春の季語。
花見に出掛けたあとの疲れ。そのころの気候や、人出の多い中を歩き回った疲れもあるが、花の美しさに酔いしれたあとの疲れ、物憂さやけだるさは艶めいたものを秘めた言葉でもある。

・・・・・・

南箕輪村の中心部。
村民体育館の前あたりに、6基の庚申塚がある。
その背後に咲く、樹高17mのエドヒガンで、樹齢は約260年とされる。


中国から伝わった道教の信仰によれば、
人間の体内には、三尸(さんし)という虫がいる。
庚申(かのえさる)の日の夜、人が眠りにつくと、三尸が体内から抜け出して、天帝にその人の悪事を告げに行く。
悪事が露見すると、地獄に落とされたり、寿命が縮んだりするので、事は穏やかでない。
眠らなければ三尸は体内から出られないので、庚申の日には皆で集まり、徹夜で過ごす。それを庚申講、あるいは庚申待ちなどと言った。
その信仰が次第に社交的なものとなり、何度か庚申講を繰り返す間に塚を建てるようになった。それが各地に残る庚申塚(庚申塔)である。


庚申待をしている間に、宿屋で仇討騒動が持ち上がる。
「宿屋の仇討」として知られる有名な噺だが、「庚申待」の題で演じたのが五代目古今亭志ん生であった。


次回は塩尻市役所のシダレザクラ

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