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東京スカイツリー

撮影 2012.9.1



土曜日、急な用事が出来て渋谷に行って来た。
今年3月に竣工したばかりの渋谷ヒカリエ。東急文化会館の跡地に建設された。
地上34階、高さ182.5m
延べ面積14万㎡を超えるもので、非常にボリューム感がある。渋谷の風景がかなり変わった印象がある。
今回、これはサラッと見ただけ。いずれよく見る機会があるかも知れない。

・・・・・・

渋谷から半蔵門線に乗ると、直接押上に行けるので、話題の東京スカイツリーに行って見ることにした。
土曜日ということもあり、相当混雑しているだろうとは思ったので、もともと展望台に昇って見る気はなかったのだが、その大混雑には驚かされた。
しばらくは、平日でないと無理ではないか。



押上駅から地上に出ると、いきなり頭上に現れるスカイツリー。
この見え方もなかなかいいかも知れない。



手前にはすみだ水族館。
これもいずれ行ってみたいと思う。



展望台の見上げ



スカイツリーは、基部は3角形、展望台部分では円形になっている。
3角形頂部の柱は反り、中間部分の柱はむくり(外側にふくらんでいる)を持っている。
その曲率は5kmとかそういうオーダーだが、遠くから見ると感じることが出来る。

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ところで
先日、大阪で建築中の「あべのハルカス」が、日本一の高さとなる300mに達したとの報道があった。
現在、日本一高いビルは横浜ランドマークタワーの296mである。
これに対して東京スカイツリーは高さ634m。
これに関してある新聞記事には、
 「横浜ランドマークタワーは日本一高いビルで、東京スカイツリーは日本一高い建築物」
との記述があったが、専門的に言うとこれは間違い。

建築基準法には「ビル」という定義はない。
「建築物」の定義は同法の第2条にある。
建築物とは、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するものを言う。
わかりやすく言うと「柱か壁で屋根を支えているもの」ということになる。

この定義に照らせば、横浜ランドマークタワーは明らかに建築物だが、東京スカイツリーはどうなのだろうか。
東京スカイツリーは電波塔なので、通常こういうものは建築物ではなく、工作物と見なされている。

似たようなものに、お寺の五重塔がある。
あれは木造5階建ての建築物と見るとややこしくなるが、本来内部空間がないものなので、通常は工作物と見なされている。

ところが、東京スカイツリーほどの規模のものになると、何千、何万という不特定多数の人が利用するわけで、単なる電波塔という扱いでは、防災上好ましくない。
その結果、塔本体が工作物、展望台その他は建築物という扱いになっている。このあたりは、はっきりとした規定があるわけではなく、担当課との協議の結果、工作物部分と建築物部分が明確に分けられることになった。
その結果、建築物としての高さは470m、階数は29階建てになった。

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一般にはあまり知られていないことだが、建築基準法には「一敷地一建物」という原則がある。
東京スカイツリーは、ひとつの敷地に、タワー塔、オフィス棟、水族館など、複数の用途から成っているが、全体としての階数は、オフィス棟の31階であり、建築物としての最高高さは、タワーの470mである。

建築基準法的に言うと、東京スカイツリーは
 「建築物としての高さは470m、工作物としての高さは634m」
ということになる。

これを以て、日本一高いビルは東京スカイツリー470mだなどと主張するつもりはないが、そもそも建築物の高さなどと言うものは、その定義によって変わるということである。
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