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クロワカモメ@銚子

クロワカモメ
チドリ目カモメ科
体長45cm程度
撮影 2011.2.24 千葉県銚子市



今日はこの方面に仕事があったので、合間を見て少しだけカモメの観察。
鳥見というのは面白いもので、見つからない時は一日中探しても見つかりませんが、こんな風にちょっとだけ覗いた場所で「あ、いた!」ということがあります。


カナダを中心に繁殖するカモメで、アメリカでは普通種。
日本では、1981年11月に宮城県伊豆沼での報告が最初らしいが、写真もなく誤認の可能性が高いとされている。
1985年1月、相模川河口において第2回冬羽とされる個体が観察撮影されているが、これにも誤認説がある。
結局2002年1月に銚子で観察撮影されたものが、確実なものとしては最初の記録と思われる。
この個体(写真のもの)は以後毎シーズン飛来し、今年が10年目になる。
初確認のときが成鳥だったのだから、少なくとも11~12歳にはなっている計算である。
今のところ、日本に確実に飛来しているクロワカモメはこの個体のみであり、この個体が飛来しなくなったら、国内でこの鳥を見ることは当面出来なくなる。


真木図鑑は2000年の発行ということもあり、「未記録」扱いで「今後記録される可能性のある鳥」に記載されています。
630図鑑には載っています。1985年の記録が文中で紹介されています。
「カモメ識別ハンドブック」旧版には、北アメリカのカモメとして参考に載っています。改訂版にはもちろん、1ページを割いています。



左からウミネコ成鳥、カモメ(カムチャッカ)第1回冬羽、クロワカモメ
寝ているのはカモメ第1回冬羽



左からウミネコ成鳥、クロワカモメ、カモメ(カムチャッカ)第3回冬羽、同成鳥
カモメに比べて、背の色が薄いことがよくわかる。
この寝ているカモメのおかげで足が見えなかった。


この個体は、壁際で寝ていることが多いと言われています。
識別ポイントである嘴を隠していることが多いので、なかなか手ごわいですが、エキスパートは嘴を見なくても識別するそうです。
この日の観察も、3分ほどで他の鳥に飛ばされてしまいました。
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