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モンゴルセグロカモメ@銚子

モンゴルセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 2012.2.26 千葉県銚子市

以前は「モンゴルカモメ」という名称で呼ばれていました。
この名前を初めて聞いた時は意外でした。海の鳥というイメージが強いカモメがモンゴルのような内陸にいることが理解できなかったからです。
ですが、世界のカモメ類の分布図を見ると、内陸のカモメは別段珍しくないことがわかります。
我々にとって一番馴染みの深いユリカモメにしても、世界的には内陸で繁殖する鳥です。


モンゴルセグロカモメはカスピセグロカモメLarus cachinnansの亜種であるという説と、別種であるという説があります。
亜種であればLarus cachinnans mongolicus
別種であればLarus mongolicus
ということになります。

「カスピが出た」という情報があった時には、亜種か別種かは気になるところです。
ライフリストにはこだわらないとは言うものの、やっぱり1種増えるのは嬉しいですから。
実際には数年前にカスピが現れましたが、すぐに抜けてしまったので、見ることはできませんでした。


モンゴルセグロカモメを初めて確認できたのは2007年の3月10日でした。
非常にスタイルがよく、頭が真っ白で、背にはすでにグレーの新羽が出ていました。
見たことがない、不思議な印象の個体だったので、その時は全くわかりませんでした。
後にその写真をウェブ上で見た人(この世界では誰もが知っているハンドブックの著者)から、モンゴルセグロカモメの第1回冬羽から夏羽に換羽中の個体であることを教えていただきました。
その個体の印象が強かったので、モンゴルの第1回というとその個体を基準に考えるようにしています。



その時の思い出深い写真。
これぐらい綺麗な個体はその後も見たことがなかったのですが、今回非常によく似た印象の個体を見つけることが出来ました。
なかなか近寄ってくれず、砂浜に上がってくれなかったのが残念でした。




第1回冬羽から夏羽に換羽中と思われる個体。
向うのセグロカモメとの違いは、頭の白さと背の新羽。




第1回冬羽から換羽中
周りは全てセグロカモメ
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No title

モンゴルカモメですか、今図鑑で見ましたが、バイカル湖あたりで、
繁殖しているようですね。
カモメというと海と言うイメージですが、淡水湖にもたくさんいるんですね。
勉強になります。 ぽちっ!

No title

ありがとうございます。
久しぶりに典型的な個体を見た思いです。
この時期になると、他のカモメも白い夏羽が増えてくるので、識別が厄介です。
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papageno620

Author:papageno620
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