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震災3日目

今日は気温も上がり、こんなことがなければ絶好の行楽日和だっただろう。
本来であれば、今日は1日銚子でカモメの観察をしていたに違いない。
その銚子も津波被害を受けたはずだ。
三陸から福島にかけての被害が余りにも凄まじいので、他の地域の状況があまり入って来ない。
茨城県でも大洗で4.2mの津波が襲来したとされる。
大洗だけ特別のはずはない。ネットによれば、岡倉天心所縁の六角堂(五浦海岸)が流失したようだ。
文化財よりも、今はまず人命ではあるだろうけれど。

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名取、釜石、大船渡、気仙沼、宮古などでの津波襲来の映像が多数記録されている。
驚くべき映像の数々。特に宮古の映像の凄まじさには打ちのめされた。
このような津波の映像は過去に記録されたことはないと思う。
願わくは、これらの映像を世界中の人に見てほしい。
津波がどれほど恐ろしいものかということを改めて知ってもらうために。

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今日、気象庁の会見があり、マグニチュードが8.8から更に9.0に修正された。
大抵のことには驚かないけれど、この数字は衝撃的だった。

マグニチュードは、アメリカの地震学者チャールズ・リヒター(リクター?)が考案した尺度である。
カリフォルニア州で一般的に使われていたウッド・アンダーソン型地震計が、震源から100km離れた場所で記録した振幅の大きさを対数で表したものである。
実際の地震では震源から100kmの場所に、都合よく地震計があるわけはないので、震源との距離と振幅からマグニチュードを導くわけだが、そのパラメーターの取り方によってマグニチュードの数値は変わってくる。

つまり、マグニチュードの数値も元となるデータによって違ってくる。
実体波(P波、S波)の大きさから計算するのを実体波マグニチュード、表面波(地表面を伝わる波)から計算するのを表面波マグニチュードという。
従来、気象庁が発表しているのは気象庁マグニチュードと言い、表面波マグニチュードに補正を行っているものだと、素人ながら理解している。

これらのマグニチュードは、M8を超えるような巨大地震になると、実態と合わなくなる(数値が頭打ちになる)傾向がある。気象庁マグニチュードも、上限はM8.6程度と言われている。

そこで、アメリカの地質調査所などでは、モーメントマグニチュードという考え方を導入している。
これは断層の面積に平均変位量と剛性率(岩石の硬さ)を掛けたもので、地震を起こしたエネルギーの大きさを比較的忠実に表せる。
今回、余りにも巨大なエネルギーであったことから、気象庁もモーメントマグニチュードで計算したものだと思われる。

今日変更されたM9.0という数値は、もちろんモーメントマグニチュードである。
スマトラ沖のM9.1とほぼ同程度。
史上最大のチリ地震(M9.5)の、1/5程度のエネルギーになる。
阪神大震災の1000倍程度と思われる。(もちろん、阪神を過小評価するものではない。エネルギーは小さくても震源が浅く、都市の直下だったために甚大な被害を生じたことは間違いない。)

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昨日から非常に気になっているのは、もちろん福島の原発の状況である。
海水の注入によって抑えこむことは一応成功したように見える。ぜひそうなって欲しい思う。
3号炉についても海水注入が行われるらしい。
この2つの炉は廃炉の運命にあると思われる。今後はエネルギー問題が再燃するだろう。

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