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震災7日目

被災地の苦しみに追い打ちをかけるような寒波である。
電力の需給も逼迫して、計画停電も強化されたようだ。
茨城県内は被災地でもあるということで、停電は行われていない。
有り難いというか、申し訳ないような気持ちである。

食料やガソリンは相変わらず不足している。これはいずこも同じ状況のようだ。
コンビニの棚はどこも空っぽである。当座はあるものでしのぐ他はない。
ガソリンの方は全くの混乱状態で、閉まっているスタンドに長蛇の列が出来ている。
これは入荷次第開店するというのを当てにして、スタンドの前に車を停めたまま運転手がいないのである。

物資の不足、人々が買い溜めに奔走する、というニュースが繰り返しメディアで流れるので、この傾向に一層拍車をかけている。

・・・・・・

1973年のオイルショックで起きたトイレットペーパーの買い溜め騒動を思い出す。
「紙がなくなる」というデマが飛び、トイレットペーパーを求めて人々がスーパーに殺到した出来事である。
今でも、オイルショックと言うと、石油に特別関係のないこの場面が象徴的に語られる。
もちろん、我々の生活は全般的に石油に依存していることは間違いないが、なぜトイレットペーパーだったのか。
実は、大阪のあるスーパーが、目玉商品としてトイレットペーパーの特売のチラシを打ったところ、多くの人が殺到したことが発端と言われている。
「紙がなくなる」というデマとともに、マスコミが大々的に報じたことから全国的にパニックとなった。

冷静な人はデマだとわかっていても、結果的には品物がなくなってしまうので、賢明な人でも買い溜めに走らざるを得なくなるのである。
今回のガソリン騒動も全く同じで、誰かがスタンドに並び始めれば、結局皆並ばざるを得なくなる。
トイレットペーパー騒動よりも深刻なのは、全くのデマとは言えないところにある。

今必要なのは、「買い溜めはやめましょう」とお題目を唱えるだけではなく、流通を回復して、供給量は十分にあるということを当局が積極的にアナウンスすることだ。

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茨城が車に依存しているのは、公共交通機関が発達していないからである。いや、それは逆かも知れない。車がある限り、極めて便利で快適な地方であることは間違いない。
今、常磐線は取手までしか運行していない。なぜかと思ったら佐貫~牛久間で線路の路肩が崩落し、復旧できないのである。そのことはほとんど報道されていないので、私も知らなかった。
水戸駅は倒壊の恐れがあるので、土浦以北は全く再開の目処が立っていない。
バス路線もお寒い状態なので、ガソリンがなければ陸の孤島である。伊達や酔狂でスタンドに並んでいるわけではない。

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