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震災16日目

茨城県と千葉県の津波被害で、現在わかっていること。

■千葉県銚子での記録-気象庁による
 15:13 第1波 0.5m(地震後27分)
 15:36 第2波 2.2m(地震後50分)
 16:30 第3波 1.0m(地震後1時間44分)
 17:22 第4波 2・4m(地震後2時間36分) これが最大波

■千葉県内で、最大の被害が出た旭市(飯岡)での記録-朝日新聞記事より
 15:30ごろ 第1波
 17:20ごろ 最大波

飯岡は銚子から10数キロほどの距離にあるので、銚子の記録を参照すると、第2波と第4波に当たるのかも知れない。
この最大波で13人が死亡した。
地震後2時間半も経過したあとだったので、一度避難したにもかかわらず家に戻ってしまった人が被災したと見られている。

■茨城県大洗での記録-「日経アーキテクチュア 3月25日号」
 15:15 第1波 1.8m(地震後29分)
 16:52 最大波 4.2m(地震後1時間56分)

ここではいち早く避難が行われ、人的被害はなかった。
防災無線がずっと避難指示を出し続けたことが功を奏したそうだ。
このことは、今後の防災対策の参考になるだろう。

大洗から北の被害は詳しくは把握出来ていないのだが、那珂湊漁港、平潟漁港、大津漁港などで大きな被害があり、死者も出ている。

これだけ見ても、津波というものが極めて複雑な振舞いをすることがわかる。
最大の波が第1波ではなく、2時間前後も経過したあとの波だったということは、避難をするには十分な余裕があったということで、大洗ではいい結果を生んだが、飯岡では逆の結果になった。
津波警報が解除になるまでは絶対に戻らないこと、それは今までも言われて来たことだが、改めて今回の教訓としたい。
私は内陸に住んでいるが、頻繁に海岸近くで鳥見をしているので、他人事ではないのである。肝に銘じたいと思う。


震源が近い場合はそのような時間的余裕はない。

■大船渡での記録-「日経アーキテクチュア 3月25日号」
 14:46 第1波 0.2mの引き(地震とほぼ同時)
 15:15 最大波 (地震後29分)

今回、壊滅的被害を受けた岩手県と宮城県では、最大波は概ね地震後30分で到達していて、スムーズに避難が行われるためには非常に厳しい条件だったことがわかる。

・・・・・・

茨城県から千葉県は、非常に長い海岸線を持っているが、地形的にちょっとした特徴がある。
大洗から北は岩場が多く、南には砂浜が広がっている。
銚子は岩場が多い。特に銚子の外川から飯岡にかけては、屏風ヶ浦という数10mの断崖絶壁が続いている。
その断崖が終わって、長い九十九里浜が始まるところが飯岡である。
つまり、大洗と飯岡は、岩場と砂浜の接点のような場所で、岩場に遮られた波が何度かの干渉を繰り返して、1箇所に収斂したのかも知れない。

私のブログを読んでくださっている方には、大洗、銚子、飯岡というのはお馴染みの地名だろう。
どこも海鳥観察には絶好の場所である。
普通に野鳥観察が出来ることがどれほど有難いことか、とつくづく思う。

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