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震災19日目

今日の朝日新聞によると、ある専門家は、すでにかなりの核燃料が溶融しているとの見方について「専門家には自明のこと」と語ったと伝えられているが、極めて不見識な発言であると考える。
わかっていたのならば、今日起こることを予測して、適切な助言を与えるべきであった。
いやしくも専門家を以て任じるのならば、あとから「私は全部わかったいた」というような無責任な発言はすべきでない。
大体、原子力の専門家というのは原発の推進側にいた人だろう。
今日の事態を招いた責任に関しては同罪である。責任は感じないのだろうか。

・・・・・・

アメリカもこの事態には大きな関心を持っているだろう。
問題の原子炉はアメリカ製だから、というのでもないが。

世界の代表的な原子炉メーカーとしては、アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)とウエスティングハウス(WH)、フランスのアレバが有名である。
日本では、日立、三菱、東芝が代表的メーカー。
WHの原子炉部門は東芝が買収した。


GEは沸騰水型、WHは加圧水型である。
福島第一の原子炉を製造したのは
 1号機-GE
 2号機-GE
 3号機-東芝
 4号機-日立
ただし、設計は全てGEなので、形式は沸騰水型である。

加圧水型の特徴は、1次冷却水と2次冷却水があることである。
1次冷却水には高圧をかけているために沸騰せず、300℃ほどの高温に保たれている。
1次冷却水は蒸気発生器で熱交換して2次冷却水を暖め、2次冷却水が原子炉格納容器の外に出てタービンを回して発電する。
放射能に汚染されている1次冷却水は、格納容器の外には出ない仕組みになっている。
2次冷却水は放射能に汚染されていない。


沸騰水型では冷却水は沸騰し、その蒸気が直接タービンを廻し、復水器で水に戻る仕組みなので、2次冷却水というのは存在しない。
沸騰水型は、汚染された冷却水が配管を通じて格納容器の外に出るので、今回の事故ではその弱点が露呈したのかと考えたが、事はもっと重大であったと思われる。
終息には今少し時間がかかりそうだ。

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