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白樺峠探鳥会(2日目)


2005.9.25(日)

乗鞍岳畳平は標高2704m、車で行ける日本最高所だったが、2年前からマイカー規制が始まり、バス、タクシーしか入れなくなった。
乗鞍岳は知る人ぞ知る御来光の名所でもあり、多くのファンを惹きつけている。
今は早朝の御来光バスが運行されている。
この時期は4:00発、畳平には5時前に着く。
今日の日の出は5:37
畳平はすっかりガスの中
異常に気温が高い(11℃)
氷点下になってもおかしくないのだが、手袋がいらない暖かさである。
台風の影響で暖かい空気が入っているのだろうか。

県境附近で日の出を待つ。
徐々に明るくなってくるが、ガスは一向に晴れない。
チリリリリリとカヤクグリの細い声がする。
この鳥は地味だが、日本にしかいない鳥。
「ゼニトリゼニトリゼニトリ」というのは、高山ではおなじみのメボソムシクイ。

5:40を過ぎ、大方の人があきらめて撤収する。
我々も6:10のバスで帰ろうか、という判断を迫られる。
が、そのうち東の雲に孔が空いてきた。
上空は明るく、雲は厚くない。
晴れるという予感がしたので、予定どおり7:10のバスに途中で乗ることに決め、大雪渓下まで歩くことにする。

最初の右カーブを歩いていると、下から特徴のある声。

「雷鳥!」

何と10mほど下を飛ぶライチョウを発見。
上の方(富士見岳の斜面)からも声がする。
急いで全員を呼ぶと、最初の個体が飛ぶのが見えた。

と同時に、常念岳が姿を見せた。
アルプスの景観が現れ始める
この分だと槍穂高が見えるはず。(この場所からは大黒岳の陰)
かたやライチョウ、こなたアルプスの大展望で頭の中がパニックになった。
ライチョウは魅力だが、とりあえずは見たことだし、立山でも見ているからと、アルプスに傾いた。

結局後ろのグループは、5羽の群れを確認した。
「5羽見たんだもんね」と娘は自慢するが、「俺が見つけたんだ」と反論する。
立山に比べると生息数が少ない乗鞍岳では珍しい。
私は乗鞍岳が好きで随分通っているが、ここでライチョウを見たのは初めてである。

マイカー規制が始まる前は、年に3回ぐらい来ていた。
夜明け前に、標高2700mのゲート前に車を停めて眺める雲海や日の出に何度感動したことか。
マイカー規制以後はぐっとお客が減ったようだ。
バスは自由が利かないのが難点だが、最近は静かな山を楽しめるようになったというメリットの方が大きいと思うようになった。
今日の景色など、ほとんど独り占めという感じ。
タクシー利用もいいし、早朝バスで行って位ヶ原山荘あたりまで歩いてもいいのではないか。
日本でも有数のハイマツ帯とお花畑、大雪渓下あたりの紅葉、アルプスの大展望をゆっくり楽しみながら歩くのはとても楽しい。
位ヶ原からの乗鞍岳の山容は、深田久弥をして「日本最高の山岳景観」と言わしめた。

紅葉の方は、ナナカマドがまだ色づかないが、ダケカンバの黄色は見事だった。
例年より、1週間程度遅いようだ。
来週あたりは標高2500m前後で、見事な紅葉が見られると思う。
大満足でバスに乗り、8:00すぎ宿に戻る。

朝食後9:10出発
帰りの時間から逆算し、14:30ごろ戸隠発という日程を決める。
松本から長野道に乗り、長野ICで降りる。
長野市内から、難所七曲経由でバードライン
このルートは、地附山の地滑りで通れなくなったバードラインの迂回路である。
ある年齢以上の人は覚えている事件だと思う。
6人と大荷物を載せ、2tを越えた車は流石に重いと感じた。
途中は深いガスと雨。
戸隠には11:45到着
ダメかと思われたが、森林植物園では降っていない。
13:45までバードウォッチング
アカゲラがサービスしてくれた。

昼食は「そばの実」でお約束のソバ
戸隠の中心部、中社からは少し離れているが、戸隠ソバの特徴をよく伝える名店である。
「うずら家」と並んで非常に人気があるので、事前に予約の電話を1本入れておくとよい。

七曲は怖いし、酔うという意見が多かったので、野尻湖方面へ向かい上信越道信濃町ICから乗り、関越道、外環、常磐道を経て桜土浦ICで下りた。
3連休最後の日だというのに、関越道の渋滞は全くなし。
拍子抜けするほどスムーズに走り、19:20到着

走行距離、1日目 398km
     2日目 468km
     合計  866km

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