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北海道への旅(1)

9/14(金)
3連休を前に金曜の午後からちょっと風変わりな旅に出た。
この記事はさほど面白いものではなく、旅の内容自体、普通の人の反応は100人中98人ぐらいが「信じられない」という類のものである。
世の中には酔狂な人たちもいるものだ、とあきれていただけると有難い。


金曜日は連休前ということもあり、打ち合わせが重なって慌しかった。
何とか仕事を終えて出発、車内で着替えて休みモードに転換し、1時間ほど早く集合場所に到着した。
場所は大洗港のフェリーターミナルである。
大洗と北海道の苫小牧を結ぶフェリー。
今夜はこれに乗って北海道に向かう。



大洗-苫小牧航路は、今年から東日本フェリーが撤退し、商船三井が1日2便、夕方便と深夜便を運行している。
夕方便は大洗18:30発 苫小牧14:00着
深夜便は大洗2:00発 苫小牧19:45着である。
機材に大きな違いはないが、夕方便は個室でレストランもあり、若干豪華仕様になっている。
深夜便は安さが魅力、相部屋でレストランもない。軽食程度の自動販売機が用意されている。




今回乗るのは「さんふらわあ しれとこ」で、11410トン、全長190mというかなり大きな船である。


今回はあるバードウォッチングツアーに参加したもので、22:30ターミナルに集合である。
参加者は19人
簡単なミーティングのあと23:00ごろに乗船した。
深夜2時出航なので、本来あとは寝るだけなのだが、同室となった3人と話がはずみ、飲みながら盛り上がった。
寝ているうちに出航のはずだったのが、出航の記憶があるところから、2時過ぎまで飲んでいたらしい。
隣の部屋には迷惑をかけたかも。。。




9/15(土)
ちょっと寝坊して5:30起床。
同室の人に聞くと霧が出ているとのこと。
雨の心配はなさそうだったのだが、霧は想定外だった。
外に出るとなるほどあまりいい条件ではない。

霧の中からまずウミネコの若鳥が姿を現した。
ほどなく、オオミズナギドリ(オオナギ)がちらほら飛び始める。
時折アカエリヒレアシシギの群れが飛ぶ。




デッキでの探鳥風景はこんな感じ。
朝のうちは視界が悪かった。
福島県沖である。
飛ぶのはオオナギばかり。




金華山沖を8時ごろ通過。
天気は良くなってきた。
鳥は相変わらず出ない。

大きな鳥と見たらアオサギだった。
カモが飛んだので双眼鏡で追うと、カルガモだった。
そのあと何とキジバトが現れ、全員苦笑。まるで近所の公園だ。
洋上なのに、意外にトンボが飛んでいる。
チョウも見つけた。キアゲハのように見えた。

朝食は持参したパンで済ませ、昼食はこれも持参したカップ麺に軽食コーナーでお湯を注いで、デッキで食べる。
大方の人はそんな行動。いつ何が出現するかわからないから。
数分の間に「カワリシロハラミズナギドリが出ました」なんて言われたら泣くに泣けない。




遠くを郵船の豪華客船「飛鳥Ⅱ」が通る。
どこかから横浜に帰る途中だろう。
これは50000トンもある船である。

17:30、雨が降り始め、風も強くなって撤収。この日の探鳥は終了した。
12時間ぶっ通しの鳥見だったが、鳥合わせは以下の通り
 オオミズナギドリ(多数)
 アオサギ(1)
 カルガモ(1)
 アカエリヒレアシシギ(数羽~20羽程度の群れが多い)
 トウゾクカモメ(2回に分けて3羽だったらしい)
 オオセグロカモメ
 ウミネコ
 アジサシ(数回出現、この航路では珍しいとのこと)
 キジバト(1)
以上9種(他に不明の小鳥が数回出現)
記録的には惨憺たる結果と言っていい。
だが、これで落ち込まないところがバードウォッチャーの面白いところで、この人種は常にポジティブであることが身上なのである。







19:45 定刻に苫小牧港に到着、あまりに正確なのに感心。
20:00過ぎに下船、北海道の大地に降り立った。
天気は生憎の雨だが、気温はまずまず快適である。


さてこれからどうするかと言うと。。。

乗って来た船で、大洗に帰るのである。
要するに、航路上から海鳥を見るという目的のためだけに、往復35時間半、船に揺られようというツアーなのである。
北海道での滞在時間は5時間半、自由時間は2時間しかない。
朝昼がきわめて簡素なので、同室の人など7人で語らい、寿司屋に行こうと言うことになった。
この旅の間で唯一の散財をしたあと再び集合、同じように乗船してまた飲んで、昨夜よりは若干控えめに盛り上がり、今度は出航前に眠りについた。
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